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新年あけましておめでとうございます。
本年も紀三井寺漢方、紀三井寺鍼灸ともに
宜しくお願い致します。

コロナ騒動から2年弱・・・
ずっと更新を止めておりました。
状況の変化を見極め、少しでも正しい情報発信を心掛けようとすると
どうしても、何かを書くことが出来ませんでした。

今年も更新頻度は高くはないでしょうが
細々と更新はしようと心がけておりますので
どうぞ本年も宜しくお願い致します。

紀三井寺漢方研究所 紀三井寺薬局
紀三井寺鍼灸按摩マッサージ院

さて、今回は腰痛です。

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端的に腰痛と言いますが
医学的には特異性腰痛と非特異性腰痛の大きく分けて2つに分類されます。
特異性腰痛というのは
原因がハッキリしていて、尚且つ、危険性の高い腰痛です。
これは、坐骨神経痛や脊椎狭窄症
感染性の脊椎炎や脊椎腫瘍等が含まれます。

非特異性腰痛というのは、その逆。
いわゆるぎっくり腰等の、原因がハッキリしない腰痛のことですね。
腰痛の85%は、この『非特異性腰痛』と言われています。

アメリカなどの先進国では、非特異性腰痛に対しては
現状の薬物療法による腰痛治療や
手術による腰痛治療には疑問が投げかけられており
最近ではアメリカの腰痛ガイドラインにも
鍼灸、按摩マッサージや漢方などの治療法を推奨するようになりました。
特異性腰痛の一部においても
鍼灸やマッサージ、漢方の治療法を掲載しています。
日本のガイドラインには掲載されていますが
推奨はされていません。

遅れていますよね、日本は。

このように、世界は、漢方や鍼灸の効果を認め始めているわけです。
病院に長く通っても良くならない。
病院で・・・
『歳のせい』
『自律神経・ストレスのせい』
『筋力低下のせい』
『運動不足のせい』
『体力低下のせい』

と・・・言われていて、なかなか治らないという人は
是非とも漢方・鍼灸を頼ってみて頂ければ幸いです♪

さて、今回は機能性胃腸症、機能性ディスペプシアとも呼ばれる病気です。
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ちなみに、ディスペプシア(dyspepsia)とは消化不良という意味です。
機能性がファンクショナル(functional)なので、FDという省略名があります。
なんでも英語にすると、なんだか仰々しい名前になって、凄く治り難そうに感じてしまいますよね。

でも、昔で言えば、神経性胃炎などの病名で呼ばれたものです。
胃カメラで見ても、胃炎があるわけではないのに
神経性胃炎はオカシイということで、新しく生まれた病名というわけですね。

簡単に大きく分けると・・・

胸部から心窩部の辺りの痛みや不快感で
他に検査上異常が見られない場合が
非びらん性胃食道逆流症。

上腹部(おへそより上)の痛みや不快感で
他に検査上異常が見られない場合が
機能性胃腸症。

下腹部(おへそより下)の痛みや不快感で
他に検査上異常が見られない場合が
過敏性腸症候群。

という感じですね。

現代医学の検査上で、特に大きな病気が診られない場合は
漢方・鍼灸の出番です。


東洋医学の古典には、胃腸の不快感や吐き気など
様々な胃腸の不調に対応する対処法が数多く書かれています。
つまり、2000年近くの経験と実績の蓄積が書かれているわけですね。

病院で、少し改善するけどなかなか良くならないという方は
是非とも漢方・鍼灸をお試しください♪


過敏性腸症候群、IBSとも最近は言われている病気です。

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過敏性腸症候群は、半年以上前から発症して
最近3カ月間に一週間あたり
1日以上の腹痛や腹部の不快感があることを前提として・・・

●便をするときに痛むが、便を出すと楽。
●痛みがあるときは便の回数が増えたり、痛みが無い時は便の回数が減ったりする。
●痛みがあると軟便になったり、痛みがないと便が硬くなったりする。

等の症状があり、他に検査上特別異常が見られない場合に診断される病名です。

って・・・診断基準を見ていて思ったのですが
半年前から症状は起こっているのに
診断できるのは、半年経ってから・・・
患者さん、大変ですよね。

過敏性腸症候群は、今でこそ病名がついたものの
昔は病名すらなく、ただの心理的なものという位置づけでした。
で、今も殆どその位置づけには大差がなく
病名を作り、診断基準を作ったというだけで
治療法は、心理療法と抗うつ薬が中心となっています。

東洋医学の古典書籍には
このような腹痛などに対する対処法は様々載っております。


もちろん、当時のアジア圏の人達が
現代医学の検査において異常があるかないかまでは分かりませんが
腹痛に対する対処法を古典に多く掲載したということは
腹痛や、それに伴う下痢等への対処法に関しては
研究されつくしているという事です。

病院で、症状は軽くなったけど、なかなか治らないという方は
漢方・鍼灸を是非ともお試しください♪

よく眩暈(めまい)=メニエル病と勘違いしている人が多いですが
メニエル病は以下の条件を満たす必要性がある病気です。

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1)長時間の続く眩暈が何度も起こる。
2)耳鳴り・難聴・耳の閉塞感を伴う。
3)検査上、他の疾患に伴う眩暈や難聴・耳鳴などではない事が確認できる。

以上の3つ全ての条件を満たせば、大体メニエル病と診断されるかと思います。
3つの条件の内、3番目の条件を満たしている前提で
1番か2番、どちらかしか症状としてない場合は
「メニエル病の疑い」となることが多いようです。

患者さんの感じる眩暈感は
教科書レベルでは回転性の眩暈と書かれているのですが
他にも、足元がフワフワするような感覚だったり
地面が揺れるような感覚だったり
波間に浮かんでいるような感覚だったりする人も居ます。

そんなメニエル病ですが
漢方や鍼灸への相談が多い疾患の一つです。
東洋医学的には、脾虚湿盛(ひきょしっせい)タイプや気滞(きたい)タイプ
脾虚寒飲(ひきょかんいん)タイプなど
湿邪(しつじゃ)という邪が絡むタイプが多く
日本漢方の先生方が表現する『水毒(すいどく)』というのも、これです。

古い古典の時代から観察されている病気で
対応法もかなりしっかりと洗練されているので
経験上、ちゃんと古典から勉強されている先生であれば
漢方でも鍼灸でも、比較的治しやすい疾患かも知れません。

病院ではなかなか治らなかったり
症状はある程度収まっているけどイマイチという場合は
是非とも、漢方・鍼灸を試してみてください♪



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