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 日本では昭和の高度経済成長の時代から、平成の低成長時代に入ってずいぶん時が過ぎました。消費者から生活者へ、人々の要求も生活を豊かにしてくれた様々な物から事へ、サービスへと変化してきています。医療においてもキュアからケアへ、病気になってから治療することより、病気を予防することへの意識が高まってきています。漢方では「未病を治す」という考えが、すでに約2000年も前から重視され、古来より人々の健康管理に大切な事とされ実践されてきました。「未病を治す」とは、身体か発しているサインから発病を予測して病気の芽を摘んだり、症状の進展を防いだり、異常気象を予測して病気を予防しようとする漢方の根本精神です。昔の人も病気になってしまってからでは治すことが大変だと言うことを良く理解していたのでしょう。漢方では、ある病気や健康に良いとされる健康法や食品がだれにでも良いとは考えません。一人一人の体質や臓腑の強弱、年齢、性別、居住地の環境などの違いを考慮して、その人の健康に何が必要なのか、現在の身体の状態に合わせて食事等の養生法や漢方薬を選びます。体力や免疫力の低下する原因は人それぞれに違っています。有効成分や効能だけでなく、それを使用する人の体質や身体の状況を把握して使用する事が大切ではないでしょうか。
 漢方では、身体が健康な状態を「陰陽調和」、病的な状態を「陰陽失調」と言います。健康にとって最も大切なことは「調和」であると考えています。「調和」とは身体の冷えと熱、不足と過剰、臓と腑、心と体、上下内外、自律神経、仕事と休息、起居と睡眠、食事等々のバランスや規則性がとれていることで、病気を予防、回復し健康寿命を延ばすためには、この「陰陽調和」をとることが是非とも大切なことで、漢方薬や漢方的養生法は、身体の「調和」をとり、歪みを改善するように働き、自然治癒力を高め、身体の恒常性を維持します。今、病気や体調不良で身体にどのようなバランスの崩れが発生しているのか、あなたの健康バランス度はどうでしょうか。


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