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最近、ぐっと冷え込んでから帯状疱疹の方が増えているような気がします。
おそらく、夏場の暑さで知らず知らずのうちに身体が弱ってしまい、それが回復する前に昼夜の寒暖差が大きくなったタイミングで自律神経のコントロールが狂う事で免疫が弱ってしまっているんでしょう。
ちなみに、一日の内で10℃以上の差が出る日は自律神経で体温調節ができる範囲を超えてしまう為、何かしら不具合が起こりやすくなります。
帯状疱疹は過去に水疱瘡をやったことがある方なら誰しもがなる可能性があります。
水疱瘡、口唇ヘルペス、帯状疱疹はいずれもヘルペスウィルスで起こりますが、
水疱瘡を起こした後、治ったように見せかけて骨髄の中に隠れてウィルスが潜んでいます。
これが身体が弱ったタイミングで「いまだ!わっしょい!」と出てきます。
口唇ヘルペスや顔に出るのは顔面の骨に、帯状疱疹になるのは身体の骨に隠れていたりするそうです。

さて、何事も未然に防止するに限ります。
治せば大丈夫とも言いますが、人間の体は紙やアルミホイルと同じです。
一度くしゃっとなれば、延ばせばある程度伸びますが、完全に元の状態にはならず、くりかえしクシャッとなればいずれどこからか破れてきます。
身体の健康を維持する重要性は身体を壊さないと分からないもので、
元気な人ほど「私は丈夫だから大丈夫」「今まで大丈夫だったのに、なんでかしら」
とすこーし自身の身体を過信しがちです。
確かにそこまで健康で来れたのは、丈夫に産んでもらって、しっかりと強く鍛えておられたからでしょう。
しかし、どんな人でも、年々いろんな機能が少しずつ弱っていきます。
それに絶望する必要はありません。そういうものだから、身体を大事に使わないと、と思ってください。

大事なのは元気な身体に過信せずに時折、身体の声に耳を傾け、
少しテコ入れしてほしそうなときには我慢せずに何かの力を借りる事です。

11月に入りました。お身体大事にお過ごしください。
吉晃


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