引きこもり、登校拒否、うつ などの状態では
昼夜逆転することはよくある事。

うつの場合、
精神体力がなくなり、
動物本能が働いて、
危険な夜は「寝ずの見張り」モードになっていると考える


なので、昼夜逆転は仕方ないというか
自然な防衛反応なのです。

また、引きこもりや登校拒否でも
規則正しい生活から逸脱することに
恐怖を感じる家族もおられますが、

基本的に、そういった昼夜逆転は、
「外見的」な事で、
本来の精神エネルギーがあふれてくると
自然と立ち直ってきます。


するべき対処は、
① 充分休んで、傷つき疲れた心身をリフレッシュする事。
② 家族は、それを理解して受け入れて、本人の頭がさえてくるお手伝いの作業をする。


この2点です。
頭がさえる作業と言うのは、本人の心の整理や傷の癒しの手伝いで
家族が地道に本人を支える作業になります。手順はいろいろあります

それを針治療しながら、
漢方薬を服用しながら
本人とお話ししながら
本人が来院できない場合はご家族とお話ししながら
個々の事情にあった作業工程を組んでいくのです。

     

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