引きこもりや不登校、うつからようやく脱出して
社会生活を営み始めたとき、
「どこが卒業ですか?」という質問はよくあります。


社会の中で、不平不満や不条理に思う事などを、
目いっぱいぼやいて、
「あーすっきりした。さあ、気持ちを切り替えて頑張ろう
」みたいな事が
言えるようになるとOKです。

と、答えています。
そこには、
自分を傷つけない否定しない安心感のある家族やサポーターがいて
自分の気持ちの整理に付き合ってもらえる
「何を言っても大丈夫」な人の存在を意識できる事が大切です。

物事を解決するのは、親でもサポーターでもなく、
本人自身ですので、何かに対して、
積極的に背中を押す必要はありません。

今できる事を今する。それだけです。
将来を考えて暗くなる必要などありません。
先を考えると誰もがしんどくなるものです。

そのために、今できる事、
それは、本人の味方に徹する事。
そして、先回りせず、
話を振ってみて、乗ってきたら、
あとは「ついていく」努力を。
話す事が頭を活性化させます。

続く・・・

         

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