肝硬変=不治の病。
そういう認識は定着していることでしょう。
確かに、肝硬変になってしまっている部位は
いわば「終わっている」部位で、良くなる事はありません。

しかし、肝硬変の人でも、
「生き残っている」部位を大切にすることで
何とか肝臓の仕事ができるように保ちつつ
寿命を延ばす事が出来ると思っています。

肝硬変で腹水のあるような人でも、
10年以上 生き延びることを目指したい。そう思っています。

もちろん、病院の治療や食事制限、無理をしない など
良かれと思う事はした上で、
漢方薬を症状に合わせて服用していきます。

「水毒」のある人はそのような処方を
「瘀血」のある人はそのような処方を
「元気」の低下のある人にはそのような処方を考えつつ
補肝・補腎、血管の強化を考えていきます。
漢方で何とかなるケースもあると思っています。


 

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