ある方、以前より続く腹痛で来院。

病院歴を尋ねると、
胃カメラ検査や血液検査・・・あらゆる検査をして、
「胃が荒れている」
とのことで、胃酸の分泌を抑える薬など
ありがちな病院の処方。
しかし、効果なし!

続いて、「どうやらストレスかな?」と言う事で、
心療内科へ。
ここでは、メンタルの薬がでた。
これも少し良いように思うが、今ひとつ。

確かに現代医療は著しい発展を遂げた。
しかし、合成薬品の効果以上に、
副作用の心配をしないといけない事も多々ある。

ある、偏頭痛の人は「特効薬」をもらったが、
「副作用に苦しんで、とても継続できなかった」と。

どうも、「安易な投薬」が多いように思えて仕方ない。
もっと、薬の恐さを知るべきだし、慎重になってほしい。


眠れないと言えば、睡眠導入剤。
便秘といえば、下剤。
うつっぽいと思えば、精神安定剤・・・・・・。

最近、お見えになる方の、
「お薬手帳」を見て、「ホントに必要?」って思う事 多多。

まずは、背景に何があるか?
どうしてそうなったのか?
どうすればいいのか?

まず、生活環境を整え、
そのあと治療計画を考える。


幸い、前出のお二人は、

東洋医学的診察・・・
問診以外に、舌診・腹診・脈診などより得られた情報を元に
漢方処方で好転された。

自然の恵みの漢方は合成薬品よりやさしいのは明らか。

じっくり、診ないと・・・。


 

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