恵比寿店の西野です。

ツボ押しは家庭でもできる方法ですが、治療となると限界がありますね。
特に妊活のようにデリケートの問題は専門家のサポートを受けるようにしてください。

不妊治療の鍼灸院は全国に多数あります。
多くの先生が不妊治療に努力され年間で数千人の妊活のサポートがなされているのが現状です。
東洋医学の中で漢方薬と鍼灸は両輪と言われています。
できることなら、漢方薬と鍼灸を組み合わせて治療していくのが一番効果的です。
漢方薬のカラダを補う面と鍼灸の全身や局所の血流をコントロールできる面を組み合わせれば
年齢的に機能が低下した臓腑や器官(卵巣や精巣や子宮など)を活性化できる可能性が高まります。
また、漢方薬はできるだけ煎じて服用するようにして下さい。
その理由は2つあります
①煎じ薬を調合できる薬局の薬剤師の先生は、その構成している生薬にも知識が深い先生です。
婦人科で有名な「温経湯(うんけいとう)」には、12種類の生薬が配合されています。
麦門冬(バクモンドウ)・半夏(ハンゲ)・当帰( トウキ)・甘草(カンゾウ)・桂皮(ケイヒ)・芍薬(シャクヤク)・川きゅう(センキュウ)
人参(ニンジン)・牡丹皮(ボタンピ)・呉茱萸(ゴシュユ)・生姜(ショウキョウ)・阿膠(アキョウ)
どれ一つとして欠けては作ることができないのが煎じ薬で。
②煎じ薬と粉の漢方薬で比較した場合、有効成分の含有量が1/2程度減少する処方もあります。
有効成分の含有量はやはり効果にも影響するわけですので、やはり妊活のように重要な目的の場合は
煎じ薬をお勧めします。