年とともに体重が落ちにくくなる理由

ダイエットすると皆さん気づくのは1~2週間すると必ず停滞期に直面します。
しばらく、頑張ってカロリー制限(糖質制限)しているとやはり2週間くらいから
減量していきます。そしてこれを繰り返しながらダイエットは成功へとつながるわけです!?

みんなが全員このように我慢できればいいですが、年齢とともに減量のペースが低迷したり
停滞期が長引いたりすることがあります。
これは年齢とともに基礎代謝が低下するからです。
年齢とともに内臓の働きが低下するためです。
男性では男性ホルモン、女性では女性ホルモンなどのホルモンが低下してきます。
とくに、基礎代謝とかかわる甲状腺ホルモンの分泌が低下してきます。

漢方ではこのようなホルモンをコントロールしている臓腑のことを「腎」とよびます。
「腎」とは、西洋医学の腎臓とは異なります。
成長発育・老化・生殖機能・骨・髪・聴力・脳機能・自己免疫など多くの器官や機能と
かかわっているのです。

漢方薬では老化を遅くして健康寿命をのばすことが3000年前から研究されてきました。
その一部に新陳代謝が関わっていると考えられます。

日本人の基礎代謝は、30歳の平均では男性は約1500kcal、女性約1150kcalですが
年齢とともに徐々に低下して70歳の男性は1290kcal,女性1000kcalとなります。

補腎の働きのある漢方薬を服用することで老化の予防や代謝低下の予防をお勧めします。