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59歳の主婦。



 1年前の冬に、両肘に皮膚炎がでて、皮膚科に受診したところ、接触性皮膚炎と

 言われ、簡単なチュウブ入りのステロイ(ロコイド)の軟膏をもらってつけ、

 患部の紅班は治まるが、塗布を止める紅班・炎症がでてくるので、続けてつけ

 ていた。8-)

 数ヶ月後には、顔面にも紅班がでるようになり、ステロイドも徐々にに強いラン

 クも薬(リンデロン)変わっていったが、あまりに時間がかかるので、他の皮膚

 科で診てもらうと、ステロイドによる酒さ様皮膚炎といわれ、今までの薬(ステ

 ロイド)はつかわないように言われ、ワセリンのみの治療になったが、数ヶ月た

 っても顔面の紅班は一向に変わらなく不安になり、友達に紹介され、来局する。f(--;

 来局時の皮膚状態は

  顔面の額部、頬部に紅班と、ニキビようの吹き出物があり、毛細管の拡張で

  ある細絡がみられる。(++!)

 これに、眼瞼の紅班に使う梔子柏皮湯と、補腎作用のある六味地黄丸を同時に

 使うことにした、1週間後ではあまり変化がなく、より効果を上げるため、梔子柏皮

 湯にかえて黄連解毒湯
にかえて様子をみると、2週間後には、顔面の紅班は半減し

 て、その後は吹き出物を対象として清上防風湯の服用で、2ヶ月後にはほぼ正常に

 なった。;v)ハート

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酒さ様皮膚炎は、アトピー以上に漢方薬が効果がでる例が多いようです。

なかなか治らないかた、一度お試しください。


 

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