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健康トピックス 「アトピー性皮膚炎」

いつもお読みいただきありがとうございます。

先週に漢方薬の勉強会、久しぶりに参加したお題が

飽食がもたらす漢方の病態・・です。生理不調や一部の不妊や不育症との関連をわかりやすく、説明していただきました。

以上のような婦人科・産科系の病気ばかりでなく、皮膚病などにも関係があると感じています。皮膚病はとかく、他の病気とは違い、自分の病気に対して危機感がないというか、切迫感がうすいようです。

皮膚病、とくにアトピーは、生活上の注意が、治療に大きく作用します。

早く起きて、早く寝る。食事時間はきちんと、腹八分目で食べる。外食は基本しない。運動不足にならないように。

これが守れないようなら、特に漢方薬のようにスローな治療には向かない・効かないと考えてよいと思います。

また、患者さんが精神的に、自立できていないかたが多いように感じます。まわりの過保護ぶりも気になり、家族も注意し、対処したほうがよいかと。


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22歳の大学生。



幼児のころから、アトピーにて、治療を繰り返していた。

半年前の夏から、全身時に下半身に、毛孔部が膨れて、一見は蕁麻疹の一種である痒疹のようになった。(TT)

皮膚科の薬は、抗生剤・ステロイド・抗ヒスタミン剤・抗アレルギー薬で外用はないが、ほとんど効果がないとのことなので、

下半身の身側に、小さい盛り上がった丘疹が多数できている。一部には水疱し化膿している箇所もある。猛烈な痒みが襲うことがある、特に夜間が痒い。

  アレルギー体質改善の十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)に毛孔部の浮腫と化膿を目標に越婢加朮湯を加えて煎じ薬にした。

 夜間に掻いてしまう場所には、ガーゼで包帯をすることで、掻くことによる皮膚へのダメージを最小限にした。

 すると、2週間で、丘疹の数が減ってきた。4週間後には、痒みもなくなり、ガーゼの包帯もしないくても良くなった。:)

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  アトピーとはいえないような皮膚状態ですが、漢方では、病名でお薬を決めるので

  ないので、治療に病名はあんまり関係がないようです。

 

30歳の主婦。



小学生まで、アトピー様の皮膚炎があって、治った既往歴がある。

3年前から、春・秋の季節の変わり目に、顔が乾燥して、吹き出物ができるようになった。皮膚科のお薬で治して、以後は化粧品を使っていた。

1年前から、二の腕に毛孔部が膨れたような、サメ肌状になった。(++!)

大人のサメ肌状の皮疹に使う、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)エキス剤にヨクイニンエキスを合わせて、飲んでもらう。

4週間の服用でも、効果が見られず、漢方薬を毛孔部の浮腫に使う、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)に変え、やはりヨクイニンエキスも併用してみた。

今度はよく効いて、2週間の服用で、8割がたよくなった。更に飲むこと4週間で、落屑をおこして治ってしまった。:)

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  ぴったり、漢方薬が症状に合うと、驚くほどの効果がでます。

 

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大人のアトピー性皮膚炎の治療は、一般皮膚科てきにも、漢方薬での治療でも、非常に根気のいる時間のかかることが多くあります。

今年は特に、花粉(杉)による、悪化例がめだちました。そんな中で、脾気虚型(食物アレルギー型)に使う補中益気湯(ほちゅうえっきとう)が、効果が上がる例が多くありました。これは、消化吸収機能を強化することで、食べ物からのアレルゲンの吸収を防ぐ働きを強化すことで、アトピー状態を改善していくものです。

また、花粉・黄砂・PM2.5などの外因(外からの原因)によって悪化することが目立つことより、肺気虚型(成人抗原過敏型)のアトピーに使う黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)や桂枝加黄耆湯・玉屛風散(ギョクヘイフウサン)なども、効果が上がることが多くなりました。

ここ1年で、アトピー性皮膚炎に効果が出てくる漢方薬の種類が変わってきたようです。以前よく取り上げた消風散(しょうふうさん)・皮炎湯(ひえんとう)・温清飲(うんせいいん)の比率が少なくなりました。

気候・食事を中心とする生活環境が変わってきたのかもしれません。

 

45歳の女性。



半年前にから、上腕と顔の皮疹のあるアトピーで、当漢方薬を飲まれて、だいぶ良くなっていたところ、皮膚環境に悪い職場であったため、自分で転職を考えた。

この3月に仕事を止めて、家でゆっくりしていると、どんどん皮膚は良くなり、一時ここ10年で一番よい状態にまでなっていた。
しかし、新しい職場(衣服関係)になると、一時よかった皮膚の状態がまた、紅班・炎症・浸出液・痒み・落屑と最悪に。(++!)

新しい職場の衛生環境は以前の食品関係より良いのだが、新しい職場でイライラしたことが悪化した誘因のようなので、抑肝散と外用薬で対応する

と、1週間ほどでで、紅班他よくなってきた。職場に慣れるにしたがって、皮膚の状態は改善してきた。動くハート

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  良くも悪くも、ストレスが絡んでいるケースです、アレルゲンもあり、
  精神てきな要因もアトピーにはあるようです。

 

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