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健康トピックス 「アトピー性皮膚炎」

38歳の主婦、



20年来の、顔面・上肢のアトピーが半年前の夏から、漢方薬をのんで、皮膚状態が落ち着いていた。

ところが、会社の人事異動で、心身の疲労が溜まったところに、杉花粉によって、一晩で、顔面の浮腫、ほてり、紅班が、一気におこり、外も出られない状態になった。

症状を聞いて、宅配することにした。ダウン矢印

顔は浸出液もあるので、消風散(しょふうさん)に黄連解毒湯(おうれんげどくとう)の煎じ薬にして、顔面には中黄膏を厚くぬることにした。3日ほどで、顔の紅班は引き始め、シワ状になり、落屑してきた。

以後は内服は同じ漢方薬を、塗薬は紅班部にはタイツ軟膏、それ以外は紫雲膏をぬり、外出時はより弱いクリームを塗布してもらい。2週間ほどで、一時悪化した皮膚は落ち着いてきた。:)

 

3年前からの女性のアトピーで悩んでいる32歳の主婦。

20歳ころから、顔面・首・両肘のアトピー性の紅班・皮疹・乾燥・落屑で悩んでいた。3年前から、当薬局の漢方薬を飲んでいるのだが、よくよく履歴を検討してみると、始めは1

月から3月まで、次の年は2月~4月中旬、去年は2月から3月と、今年は2月始めにお越しになり、杉花粉によるアレルギー性鼻炎がでていることと合致することが、わかった。

この方の場合、これを踏まえて、皮膚炎に対応することができそうです。

アトピー性の皮膚炎は、病気の原因や憎悪因子(悪くなるきっかけ)が人により、違います。けっして短一な条件だけで、皮疹が出来るわけではないので、注意がひつようで

す。漢方薬だけのんでれば、治りきるわけではないことを、認識しましょう。また、人の身体は、日々その人の食べたものからできていることも理解しましょう。

 

柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)で、効果あり。


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1歳半の乳児。始めに、アトピーと小児科でいわれ、変化がみられないので、皮膚科に受診したところ、乳児湿疹といわれた。母親が極端なステロイド嫌いで、なんとかステロ

イドを使わない治療を希望され、来局。

患部は典型的な、毛穴が盛り上がって、サメ肌状の毛孔性の皮疹があり、一部は痒みのため掻いた跡がある。乳児なので、小児のアトピックドライスキンに使う柴胡清肝湯

(さいこさいかんとう)を煎じ薬にて、朝・夕の2回のんでもらい。患部にはタイツ軟膏を、厚く塗布して、ガーゼで固定させ、患部に直接爪があたらないようにした。

こんな簡単ですが、子供は大人と違い、薬が早く効くようで、2週間で、効果がでて、都合2ヶ月間の治療で、患部は痕跡を残すだけになった。

乳・幼児の治療は無理は禁物です。なお、意外と乳児は煎薬が飲めます。

 

今月にはいって、気になることがあります。

冷えると痒く、皮膚の状態が悪くなる。入浴後に紅班と痒みが、朝布団から出ると

皮膚に異変が。などの、訴えがつづいています。


  33歳の主婦。以前から、アトピーで消風散、黄連解毒湯などを服用し、効果を

  あげていたが、寒い季節になって、症状がまたぶりかえしているという訴えがある。

   顔を中心に、上肢・下肢ともに、乾燥して、落屑があり、痒みが強く、

   ところどころに掻破痕がある。痒みのため、眠られず睡眠薬も服用している。

   日中はよいが、夜間冷えると、とくに悪いという。(TT)

これに、皮膚乾燥系の皮膚病に使われる当帰飲子に、四逆散を加えて服用し

つづけると、2週間ほどで、身体が温めると同時に、皮膚状態も改善してきた。:)

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 アトピーなどの、皮膚病も季節をも考慮して、漢方薬を選んで飲まなければいけないようです。


 

31歳のOL。

 幼児ころより、アトピーと言われて、皮疹が悪化したときには

 小児科や皮膚科に、たまに治療する程度(数ケ月に1度)であっ

 たが、学校をでて、社会人になってから、全身のアトピー症状と

 ともに、顔面の吹き出物に悩まされるようになった。

   アトピーの治療をすると、吹き出物が多くひどくなり、吹き

   出物に治療をすると、アトピー症状が悪化して、最近では、

   両方の薬をだされるようになるが、なかなか症状は変化しな

   ってしまった。(TT)

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 現在の状態は、額・頬部に小豆大の化膿性の吹き出物が多数ある。

 他の肘・膝を中心に毛孔部の炎症と紅班、乾燥、落屑、掻破痕が

 あり、長期にわたった典型的なアトピー状態になっている。

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   これに、清上防風湯の煎薬に、桂枝茯苓丸加ヨクイニンのエキ

   スを併用し、乾燥部には紫雲膏を、炎症部にはオウレン軟膏、

   化膿したところには、中黄膏をぬってもらう。

 2ヶ月ほどで、吹き出物は治まったので、その後はアトピー状態を

 改善することに集中して、すぐよくなりました。;v)

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  外用・内服の薬をきちんと利用するだけでなく、就寝・食事などの
  生活時間を、毎日規則正しくして、より効果があがったようです。


 

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