ご相談内容

あやこさん　さま

こんにちは。

更年期の体調不良で加味逍遥散と六味丸をお飲みになっているとのこと、「冷えがあるからと温める漢方を飲むと火照りが強くなるので飲みたくない」とのこと、お困りのことと存じます。

のぼせと火照り感が強いときの漢方薬をお飲みになっているので、火照り感が取れる分、冷えやすくなります。

更年期によって、身体の代謝機能が低下して低体温ぎみですからなおさら冷えるのかもしれません。

陰虚(火照り感)に効いてさらに冷え性にも良いものは、麦味参顆粒になります。

今は火照り感が取れてきているようでしたら、加味逍遥散の服用量を減らすことも検討してみてください。

六味丸をエイジングケアにも効く開豊けい玉膏に変えるとさらに体調が良くなるかもしれません。

お大事になさいませ。

なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。

あやこさん、こんにちは。

水はけできるよう組合せを考える場合、そもそも逍遥散には補気健脾の生薬が、六味丸には利水の生薬が各々入っていますから、そこを強めてあげると良いかと。真武湯（※附子が入らないものが良いかも）や苓桂朮甘湯が良さげと思います。

冷え症で寒がり＋低体温、だけど火照りも気になる。これについては、「温める漢方を飲むと火照りが強くなる」ということですが、具体的な漢方薬の中身が気になるところです。その上で、温める漢方薬が合わないという事であれば、生脈散はいかがでしょう。脱水・中暑に使う一方で、冷え症にも使える優れものです。あと低体温に関しては、細胞レベルでの熱産生が弱い懸念もありますので、「ミトコンドリア」の活性化に励むと良いかと。ではでは。