すいかさんさん
投稿日時: 2023/07/09 15:51
1ヶ月ほど、咳に悩まされています。
呼吸器内科へ行き、強めの吸入を処方されましたが、2週間ほど使用しても効果がありませんでした。また病院へ行ったところ、今度はカルボシステインと麦門冬湯を処方されました。まだ服用して二日目ですが、よくなる気配がありません。
また、過去にも咳が長引き、さまざまな薬が効かなかったという経験があります。
そのときは、漢方やカルボシステイン、吸入、咳止めテープなど使用しましたが効果がなく、咳が出始めて3ヶ月後くらいに自然に咳が治りました。
もともと、アレルギー体質で普段から、ザイザルとモンテルカストを服用しています。
すでにモンテルカストを服用している上に、吸入も効果がなかったため、医者の方を悩ませてしまっているのですが、咳をはやく治したいです。
咳の症状としては、乾いた咳で、日中の活動している時や、会話などで咳が出やすいです。
朝、晩は落ち着いていますが、最近は夜中にのどに鼻水が張り付くのか、咳が出てむせて起きるようになってしまいました。
ほかに何か効果がありそうな漢方などがあれば教えていただきたいです。
すいかさんさん さま
こんにちは。
一ヶ月ほどセキに悩まされいてるとのこと、おつらいことと存じます。
セキの原因は、ノドの炎症です。
排気ガス、ハウスダスト、花粉、黄砂、細菌、ウイルスなどがノドや鼻の粘膜に張り付いて、アレルギーを起こして炎症を生じて、結果としてセキがでます。
病院の薬もアレルギーを抑えてセキや鼻水を静める組み合わせになっています。
「乾いた咳で、日中の活動している時や、会話」ということですから、アレルギーによる後鼻漏などによって、ノドに炎症(気管支炎)がおきて、セキ込むパターンかもしれませんね。
セキを静めるには、麻杏止咳顆粒と涼解楽を併用するといいかもしれません。
頑固なノドの炎症がとれてきてセキもなくなります。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2023/07/10 13:08
すいかさんさん、はじめまして。
咳は呼吸器系の疾患でもある反面、「気病」としての顔とあると思います。気管や呼吸器に腫れや炎症を認める場合は前者ですが、それらとは無縁な「機能異常」による症状は後者です。実際は、慢性化した咳だと、この両方が絡んできて、なかなかに複雑な様相を呈する訳ですが・・・。「気病」と見立てると、半夏厚朴湯や蘇子降気湯などが向くと思います。麦門冬湯との併用はケース・バイ・ケースなので、そこは専門家に相談して判断してもらいましょう。
あとはアレルギー体質ということですが、西洋薬は虚証傾向に傾くほどに、それだけでは力及ばずというケースが多いように感じます(※良い薬ではあるんだけど、やはり向き・不向きがある)、今回の長引く咳も、深い部分ではその「虚証」というのが作用しているような気が・・・。ではでは。
回答日時: 2023/07/10 12:32