n1013さん
投稿日時: 2023/12/31 04:46
不眠(中途覚醒)と動悸(夜、布団に入ると込み上げるようなドキドキが度々ある)、副鼻腔炎からの後鼻漏で
漢方内科にかかっています。
3週間ほど前から桂枝加竜骨牡蛎湯を朝晩飲み始め、
加えて1週間ほど前から荊芥連翹湯、辛夷清肺湯を朝晩2回と、
今日は寝たい、というときのためにデエビゴ(睡眠薬)も処方されています。
動悸はほぼ感じなくなってきましたが、不眠はあまり改善されていません。
夜中寝てる時に寒気がして全身から発汗する(そして目が覚めてしまう)、ということが度々あります。
睡眠薬を飲んだ日に多いように感じるのですが、
先生に相談すると、そういう副作用は聞いたことがない・自律神経が乱れている、とのことで、睡眠薬を飲む際は最小単位の2.5mgにしてみて、と言われました。
が、2.5mg飲んだ今日も、寝てから4時間半くらいで寒気から着替えるほどの全身発汗があり、
麦味参を飲んだところです。
発熱はないのですが、
寒気から始まる全身発汗、どういう状態なのでしょうか。。
このままお薬続けていても大丈夫でしょうか?
n1013さん、はじめまして。
就寝中に覚える寒気・全身の発汗に関してですが、ひょっとしたら体表面にある「水気」が影響しているのかもしれません。この水気は大きいと、「体表のむくみ」という姿で認識できるでしょうが、薄っすらと存在する場合は寒気とか、皮膚の違和感・感覚の鈍さなといった機能異常という形で出現します。要は、体表に薄っすらと水気があると体表面の「閉じ」が悪くて寒気が入りやすくなり、その後に汗が全身から出るという話です。また実際は、体表面に常に水気があるとは限らず、就寝中の体表面にじわーっと湧いてくるという場合も想定されます。その点は「不眠」の具合も関わってくる話と思います。
漢方薬としては、桂枝加竜骨牡蛎湯中の「芍薬」を増量して反応をみたいところではありますね。ではでは。
回答日時: 2024/01/11 16:45
n1013さん さま
こんにちは。
寝汗は、漢方では盗汗といいます。
身体のエネルギーが奪われている状態です。
ですから、自然なものではありません。
身体の中に異常があるのです。
桂枝加竜骨牡蛎湯を処方されていることから、心血虚の体質だと推定されます。
心臓に行く元気な血液が足りない虚弱体質です。
心血虚が酷いために不眠になっているのかもしれませんね。
不眠には心脾顆粒がいいかもしれません。
副鼻腔炎のために、荊芥連翹湯と辛夷清肺湯を処方されたことによって、身体の外に邪気を出す作用が強く働いて、余計に寝汗が出やすくなっているのかもしれません。
荊芥連翹湯と辛夷清肺湯は休んで、しばらくは麦味参顆粒をつづけて心血虚の体質改善をしていくといいでしょう。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときや、心身に不調があるときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2024/01/10 11:36