リコニャンさん
投稿日時: 2024/01/23 21:31
のどが痛くてたまらない状態が数か月続いています。喉だけでなく舌も痛くてとてもつらく
耳鼻咽喉科に行って写真を撮ってもらっても喉に少し腫れがある程度だと言われ、逆流性食道炎の薬(タケキャブ)カルボシステインを処方されました。その後ものどと舌がとても痛くなり、のどが痛いと耳の下まで痛くなります。今度はかかりつけの内科に行きました。
その時もエソメプラゾール(逆流性食道炎の薬)の薬、咳止め、カルボシステイン、トラネキサム酸、ジメモルファンリン酸とトローチ、カロナール錠500を処方されました。痛いときは同じ耳鼻咽喉科とかかりつけの病院に何度も行きますが、
逆流性食道炎の薬を飲んでも改善は見られず、ガム、のど飴、カロナールでしのいでおりますがカロナールはほとんど効きません。
不安神経症もあり、心療内科でカウンセリングも受けております。
麦門冬湯や半夏厚朴湯も以前に飲んだことがあります。数年前には咳喘息を経験しています。
今はつらくてたまりません。喉と舌の痛みが改善されるようご指導いただきたくよろしくお願いいたします。
リコニャンさん、はじめまして。
お訴えから察するに、舌痛症の類では?とお見受けします。喉には少々の腫れがあるという所見ですが、舌についてはどうなのか?が気になる所です。ただ舌痛症では舌には所見が見られない場合も少なくありませんが・・・。あと、痛みが生じた原因・経緯はどういうものだったんでしょうか?また、一日の中で痛みの増減はあるのか?といった点も判断材料になります(※「食事中は楽になる」という訴えをする方がときどきいるので)。
舌痛症は更年期の女性に多いという以外に、原因がはっきりしない症状とですが、舌の血流異常が関わっているという説もあります。血流異常は炎症や外傷といった特定の原因で引き起こされる場合もあれば、ストレスや心理的な要素(神経を介する)が関わってくる場合もあります。舌の血流異常は表現を変えると「舌の緊張異常」とも言えるので、それを鎮めてあげれば、痛みは小さくなっていくかと。
その点、逆流性食道炎も消化器系の緊張異常で引き起こされる症状とも見立てられますけど、実際は舌には効果がないという・・・。ガムや飴で凌いでいる(※凌げる)ということは、一時的に緊張異常が緩和されるサインなのかもしれませんね。実際の漢方薬としては、べースとなる処方として「これ!」というのはありますが、やはり専門家に相談の上、先に述べたような確認事項を踏まえつつ、処方内容を考えてもらった方が効果的と思います。ではでは。
回答日時: 2024/02/05 11:37
リコニャンさん さま
おはようございます。
慢性のノドの痛みがあるとのこと、おつらいことと存じます。
不安神経症がある方は、ストレスに弱いのでノドの免疫力が低下します。
ノドに細菌やウイルス感染を起こすと、ノドに炎症を生じて痛くなります。
器質的な異常がなくてノドに異物感が続く場合は、ヒステリー球と呼ばれています。
逆流性食道炎で、胃液がノド(食道)にまで達するとノド(食道)に炎症が生じ痛みます。
口内炎が続くと、舌が痛くなることがあります。
以上のどれかが原因と推定されます。
原因によって漢方薬も変わってきます。
①感染症によるノドの炎症なら、甘草湯や金令感冒錠がいいかもしれません。
②ヒステリー球なら、半夏厚朴湯がいいかもしれません。
③逆流性食道炎なら、健胃顆粒や片子廣をしばらく続けるといいかもしれません。
④舌の痛みは、甘露飲がいいかもしれません。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときや、心身に不調があるときは、髙木漢方(タカギカンポウ)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2024/02/05 09:50