ポールさん
投稿日時: 2024/03/04 23:40
アルコール性肝硬変でChild−b、食道静脈瘤の破裂を3回経験した40代男です。肝性脳症、腹水はありません。この度、断酒を決意しChild−aになり、今まで服用していたアミノレバン、リーバクトの処方は無くなりました。
食欲もあり、倦怠感、疲れやすいといった症状は何一つなく健常者そのものの生活を送っています。日課のウォーキングもほぼ毎日7,8キロ歩きます。
今、私にできることは、東洋医学だと考え全体のバランスを整えるために瓊玉膏を服用しています。これは正しいでしょうか?私には合っていると思うのですが、別の何かに変える必要はありますでしょうか?ただ、主治医が代替療法反対派でして、検査の結果でここまで良くなるはずはない、何かしてますか?と疑われる心配はありますが…
後に起こりやすい肝癌の可能性を少しでも減らしたいと思い相談させていただきました。
宜しくお願いします。
ポールさん、はじめまして。
東洋医学の考えに、扶正袪邪というのがあります。正気を扶養して邪気を払おう!というもので、ポールさんの場合では瓊玉膏がまさに扶正:正気を補い、高めるということになります。未病の状態であれば、それこそ不摂生を控えつつ「扶正」に重きを置くことが第一ですが、肝臓疾患による将来の肝癌をターゲットにする場合は、「袪邪」にも何らかの手立てが欲しいところです。
足りないものを補いつつ、不要なもの(毒素も含めて)を除く。この教えは漢方薬に限らず日々の食事にも当てはまることで、肉と野菜、甘味と塩味、お茶とまんじゅうと常に二極。ポールさんの場合ですと瓊玉膏で肝臓の回復をサポートしつつ、肝臓の血流を盛んにして臓毒を排出していく(※肝臓はいろいろ蓄える臓器なので)という二極が効果的かと思います。生薬としては田七人参や鶏血藤、霊芝を利用しつつ、肝臓の利胆や新陳代謝をサポ―トすると良いかと。ではでは。
回答日時: 2024/03/06 19:20
ポールさん さま
肝硬変とのこと、ご心配のこととぞんじます。
非代謝性肝硬変から代謝性肝硬変まで回復したとのこと、喜ばしいかぎりですね。
将来的には、肝臓ガンにはなりやすいので予防するにはこしたことはありません。
ケイギョク膏は病気の回復に良いのでつづけていたほうがいいと思います。
肝硬変は慢性の炎症状態が続く疾患なので、清熱解毒作用のあるものが候補になります。
木鶏丹と散積宝などを一緒に続けると病巣がさらに縮まってガン予防にとてもいいかもしれません。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときや、心身の不調でお悩みの時は、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2024/03/05 10:26
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