czsanさん
投稿日時: 2024/03/17 14:56
偏頭痛と緊張型頭痛の両方を持っていて、背中や肩、首、後頭部の痛みもあり、末端の冷えもあり、食べてもすぐお腹いっぱいになり、消化されていないように感じます。生理も9か月ぶりに来たかと思うと少量が2か月続いています。父の入院や、主人へのストレスもかなりあります。
今 家には 当帰芍薬錠と半夏瀉心湯と当帰四逆加生姜湯がありますが、この中で合うものはありますでしょうか。
宜しくお願いします。
czsanさん、こんにちは。
先に結論から言うと、当帰芍薬錠や半夏瀉心湯、当帰四逆加生姜湯では残念ながら、いずれの症状にも効果薄かと。漢方的には、気滞や血瘀を伴う機能障害もしくは機能低下と見受けます。ご自身でもお父様の入院やご主人のストレスを自覚されている点からしても、相応に気血の働きが弱り、それに伴う滞り・濁りも生じているのではないかと。また、czsanさんは女性との事なので、冷えについても気になるところです。当帰芍薬錠と当帰四逆加生姜湯もお持ちなので、やはり冷えの悩みも自覚しておられるのでしょうか?
余談ですけど、女性は男性に比べ身体構造的に血流の影響を受けやすい側面があるかと。実際にも生理がある分だけ、男性と女性では全身の血流分配が異なってきますから。要は「女性の身体において、女性らしくない血流が続くと様々な弊害が出現してくる」という話です。
漢方薬を一つに絞るのは難しそうですが、ベースの処方としては芎帰調血飲第一加減が向くような気がします。これに柴胡疎肝湯のような柴胡を用いた理気薬や、当帰養血膏のような当帰を用いた補血薬を併用するとさらに効果的です。あとは実際に漢方薬を購入される際に、専門家とよく相談しましょう。ではでは、どうぞお大事に。
回答日時: 2024/03/18 17:34
czsanさん さま
こんにちは。
偏頭痛と緊張性頭痛の両方があるのであれば、漢方なら清上蠲痛湯が効果があります。
背中や肩、首、後頭部の痛み、末端の冷えなどは、於血(おけつ)によるものでしょう。
冠元顆粒などもいいかもしれません。
生理不順と消化不良は、更年期によるものだと思います。
更年期の時期には、両親の介護などもはじまってストレス過多になりやすいので、気滞(きたい)がたまってきて於血が悪化します。
当帰芍薬錠と半夏瀉心湯と当帰四逆加生姜湯は、それなりに効果はありますが於血自体はとれにくいので、消化不良と更年期の改善のためなら於血にも効く、弓帰調血飲第一加減があっていると思います。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときや、心身の不調でお悩みの時は、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相
談ください。
回答日時: 2024/03/18 11:31