カフェさん
投稿日時: 2019/10/15 14:27
八歳の男の子です。軽度の発達障害があり、イライラと癇癪がひどく、とても神経質で不安が強い子で悩んでおります。以前、ヨクカンサンが効くと知人に聞き、試しましたがあまり効果は感じられず。
癇癪をおこしている時などとてもつらそうなのでなんとか楽にしてあげたいなと思うのですが、漢方薬で何かいいものはありますか?
カフェさん、こんにちは。
成長過程におきるお子さんの神経症には、抑肝散や小建中湯がベースになります。これらの漢方薬のニュアンスは、お子さんの「病気を治す」というよりも、精神・情緒の未熟さやそれが引き起こす心身のバランスを良好に整えるという点にあります。
カフェさんのお子さんの場合、神経質な半面、不安が強いという訴えから、心身が縮こまって(=緊張して)、本来の伸びやかさ・穏やかさが不足した印象を受けます。同じく「縮こまる」という状態でも、抑肝散は器量が小さくなることから神経質を起こすのに対して、小建中湯は縮こまり過ぎ(≒過緊張)がら神経質を起こすという、微妙な違いがあります。
漢方における一つの対処法として、心身が極度に縮こまったとき(≒急迫症状を起こすとき)には甘味を用いるというテクニックがあります。実際、小建中湯や甘麦大棗湯は甘い漢方薬です。それに対して、抑肝散は苦味や辛味で器量を広げる(≒肝を平らにする)漢方薬です。その点では、癇癪を起こしているタイミングでは、抑肝散に芍薬甘草湯や小建中湯を加えて、甘味をもたせるのも一手だと思います。
その上で、平素から神経質や発達障害の改善を目指すなら、抑肝散加芍薬黄連や桂枝加竜骨牡蛎湯など「気血を妨げる痰を除き、気血本来の働きを助ける」漢方薬が適するのでは?と感じます。なお、漢方薬を選択される際はご自身に合ったものを選ぶ為にも、ぜひお近くの漢方薬局にて相談されることをお勧めします。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2019/10/15 17:18
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カフェさん さま
ご子息様の神経質で不安が強いとのこと、ご心痛のことと存じます。
抑肝散は、たしかに良く効くことがありますが、効果がうすいこともございます。
まだ八歳なので、しっかりと補腎しながら健脳してあげて、脳の成長をたすけてあげると、
前頭葉の発達がうながされて、神経質や不安がなくなってくる可能性が高いですね。
白目の部分が、青くみえないでしょうか。
その時は、癇癪をおこしやすくなっています。
黄耆建中湯などがいいかもしれません。
普段は、亀鹿仙によって補腎して、賢脳丹で健脳してあげるといいかもしれません。
脳の異常が消えて、精神活動が正常化して、学校の成績も良くなるかもしれませんね。
漢方薬は、使用前に専門家にご相談くださいませ。
お大事になさいませ。
回答日時: 2019/10/15 16:10
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