みるむぎさん
投稿日時: 2020/04/26 16:17
不安神経症による自律神経の乱れで、機能性ディスペプシアです。
安定剤を隔日で飲み、漢方は色々試しましたが、今、胃の不調は香蘇散と四逆散を1日2回で楽になりました。早朝覚醒、中途覚醒もありましたが、香蘇散と四逆散を飲むようになってから眠れるようにもなりました。寝起きの頭痛、首の痛みがあります。
現在前々から酷い、腰、背中、肩甲骨、肩、首のコリと張り、重い感じが辛く、天気の悪い日などは余計で頭痛にもなります。
香蘇散は自分にとても合っているようで、プラス背面のコリや痛みに効く漢方を探しています。
性格はイライラを我慢してしまうほうですが、子供には時々当たってしまいます。身体の辛い時に主人が家事をしてくれますが、申し訳ないと後ろめたい気持ちになります。
人混み、天気、強い日差しが苦手ですぐ頭痛やお腹にガスが溜まり腹痛になります。
便は毎日出ますが、痔持ちなので毎日薬を塗っています。
手元にある漢方
六君子湯、半夏瀉心湯、安中散、柴胡桂枝湯、半夏厚朴湯、葛根湯、麻黄湯、五苓散
蘇葉が含まれる物は吐き気が抑えられ、身体に合っていると思います。よろしくお願いいたします。
みるむぎさん、こんにちは。
現在、香蘇散と四逆散を服用中とのことですから、漢方治療は気鬱や気滞の改善が中心になると思います。お訴えの症状も、その多くは気の乱れによる不調と推察されますので、これらの漢方薬は気の巡りや体調を整える上で有効です。
その一方で、寝起きの頭痛や腰から背中、あるいは肩にかけてのコリや重だるさについては、気の乱れと共に、水湿が関わっていると感じます。早い話、水の巡りが停滞しやすいということです。「水の滞り」と耳にすると、一般的には老廃物としての「むくみ」を連想しますが、漢方でいう水の滞りは気を妨げたり、塞いだりする存在を意味します。晴れの日は体調が良く、雲や雨の日は体調が悪くなるのも、この「気の塞がり」によるところが大きいです。
漢方でいう「水」は本来、気や血を巡らせる上で「潤滑油」のような働きをします。けれど、多すぎる潤滑油が摩擦を生むように、水湿(≒水の滞りによる病理産物)はときに気の巡りを妨げて、気鬱や気滞に及びやすくなるという訳です。また水湿の存在は、コリや重だるさ、頭痛といった肉体的な異常と共に、不安神経症や睡眠障害など、精神面のトラブルとも深い関わりがあります。
お手持ちの中で、水湿に効く漢方薬は、半夏厚朴湯や五苓散といったところです。ただ、これらの漢方薬で背面のコリや痛みが改善するか?と言えば、難しい感じがあります。四逆散が合うという点からは、その類方の「延年半夏湯」が合うのでは?と思います。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2020/04/27 15:58
みるむぎさん さま
こんにちは。
機能性ディスペプシアでお悩みとのこと、おつらいことと存じます。
胃潰瘍や胃がんなどの異常がないにもかかわらず、みぞおち付近に、いつも痛みや不快感が続く疾患です。
香蘇散や四逆散が効果があることから、いわゆる不安神経症が根底にあると推察されます。
「背面のコリや痛みに効く漢方」をプラスしたいとのことですから、気滞と於血をとりのぞくようにするといいと思います。
イライラしたり、痔もちということから、肝鬱もあると推定されます。
試してみるべき漢方薬は、「開気丸と晶三仙」がいいかもしれません。
この漢方薬などをプラスすると、精神を不安定にしている頭痛や腹痛などの痛みが減って肩の荷もおりて、お腹の具合もさらに改善すると思います。
なかなか改善しないときは、当店までお気軽にお越しになりご相談ください。
漢方薬は、お試しになる前に、専門家にご相談ください。
お大事になさいませ。
回答日時: 2020/04/27 13:44
みるむぎさんからのコメント
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