まちゃばあさん
投稿日時: 2021/04/16 09:49
手湿疹と言われ、10年、その後悪化し、大きな病院で診てもらうと、掌蹠膿疱症と診断。
ビオチン、ミヤBMの整腸剤、痒み止め、ステロイド軟膏処方されて、はや2年。何ヶ月症状もでず、きれいだったのに、また再発。
外用ではなく、内側から治せる方法があるなら、試してみたい。
喫煙者です。
まちゃばあさん さま
こんにちは。
掌蹠膿疱症でお困りとのこと、おつらいことと存じます。
掌蹠膿疱症は、のう胞が破裂して、痛みとカユミがでることがあります。
ビオチン、ミヤリサン、ステロイド、抗ヒスタミン剤などを繰り返しても治らないことがあります。
この皮膚疾患は、白血球などの免疫系の異常なので、身体の中から優しくアプローチしていくといいかもしれません。
漢方的には、肝腎の経絡に現れる皮膚病なので、その体質改善をします。
いわゆる湿熱、血熱と腎虚によるもので、内側より皮膚にたまった余分な熱を放出して、皮膚が綺麗になるようにしていきます。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、当店までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2021/04/17 12:14
まちゃばあさん こんにちわ。
掌蹠膿疱症の診断、なかなか厄介な皮膚病です。まずはビオチン製剤ですが、かなり大量を使わないと効かないようです。よくなった症例をみても、皮膚科の健康保険が利くレベルの量では、効果に不安あがあります。ミヤBM錠、抗ヒスタミンの痒み止め、そしてステロイド製剤は、皮膚科の定番です。
長期のステロイド使用は絶対にさけなければいけません。それは表皮の抵抗・再生力を弱めるからです。
漢方皮膚科では、皮膚の状態をみて、漢方薬の種類を決めています。一般的には温清飲(ウンセイイン)やその加減方を使い、皮膚の角質の乾燥・肥厚が目立つ場合はバクモントウ・ゲンジン・バイモなどの入った漢方薬をつかっていきます。
喫煙は掌蹠膿疱症を悪化させます。当薬局でも、禁煙にて掌蹠膿疱症が治った人が数例ありました。ご留意ください。
まずは、患部をみてくれるところで、ご相談ください。 どうぞお大事になさってください。
回答日時: 2021/04/16 17:43