最近になって、便秘は命に関わることもある病気だということが
明らかになってきました。
便秘によって心臓の病気や脳血管の病気のリスクが高まることがわかっています。
4日に1回以下しか排便しない人は、1日1回以上排便する人に比べて、
狭心症・心筋梗塞で死亡する危険性が1.45倍、脳卒中で死亡する危険性が
2.19倍になります。
また、便秘によって寿命が短くなる可能性があることを明らかにした
海外の研究もあります。
20歳以上の約4000人を対象に、便秘のある人とない人の生存率を
15年間にわたって調べたデータです。
調査開始から10年の時点で、便秘のある人では
生存率が12%以上の差が出ることが分かりました。
「便秘は体質だから...」とあきらめずに治療することが大切です。
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更新日: 2023/01/19 |