まず、しっかりと毎日の自分の便を観察する事です。
便は、おなかの便りですから、現在の腸内環境を知ることです。
腸の老化には、ストレスや運動不足なども影響しますが一番影響するのは
食生活です。
腸内細菌たちは食物が消化吸収された後の残りかすを食べて増殖します。
そして、様々な物質を産生しています。
私達が、何を食べているかによって腸内の環境も大きく変わるのです。
乳酸菌、ビフィズス菌という善玉菌と大腸菌、ウェルシュ菌、クロストリジウムなどの
悪玉菌は、腸内という限られた空間の中で常に勢力争いをしています。
乳酸菌、ビフィズス菌は、食物繊維やオリゴ糖を分解して、乳酸や酢酸などの酸を
産生しています。
これらは、腸内のpHを酸性に傾けます。腸内に善玉菌が多いと便が酸っぱいような
ニオイがするのは、腸内で酸がたくさん作られているからです。
母乳で育てている赤ちゃんの便はとても綺麗な黄色の便で、酸っぱいニオイがします。
これは乳酸菌、ビフィズス菌が多い腸内環境だからです。
それに対して、悪玉菌が増えると腸内はアルカリ性に傾きます。
悪玉菌は酸性の環境を嫌い、アルカリ性の時に活発になります。
ニオイも臭く、色も黒っぽくなります。
だから、腸内を酸性に保ち、善玉菌が暮らしやすい環境を作ることが大切。
最近の若いお母さん方は、子供さんの便を見ていない方も多いです。
どんな便を出しているのか、たまにはチェックしてあげることも大切な事と思います。
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