• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

糖尿病やダイエットで糖質を制限した食事をされている方、多いと思います。

先日、スポーツ選手の栄養指導をされている栄養士の先生から食事に関してお話を伺いました。
それによると、糖質制限し過ぎると逆に糖の代謝が悪くなるそうです。どういう理屈か説明しますと、まず身体活動をする為にはエネルギーが必要です。
運動だけでなく日常生活でも人間は身体を動かすのにエネルギーを必要とします。このエネルギーの源が糖です。
しかし、糖質制限によりエネルギーに変えることの出来る糖が足りない状態に陥っていると人間の身体はアミノ酸をエネルギーに変え始めます。
アミノ酸はどこから来るの?というと、筋肉からです。
つまり糖が足りないことによるエネルギー不足を自分の筋肉を削って補っているのです。脂肪を消費している訳ではありません!

筋肉…筋組織は血液中の糖(血糖)を取り込んでエネルギー源とします。

しかしその筋肉自体が減ってしまえば当然ながら糖をエネルギーに変える器官が減ります。
すると血糖が余り、余った糖は脂肪に変換されます。
皮下脂肪として蓄積し、太ります。エネルギーを作る器官が減っているので、代謝が下がり、体温も下がります。
エネルギー不足で運動してもすぐバテてしまい、良いことがありません。
では肉類やプロテインなどタンパク質をがっつり摂って筋肉を増やせば良いのでは?と筋トレしている方は思うかもしれませんが、肝臓がタンパク質を処理して筋肉に変える能力には限界があります。
そして、そもそも筋肉を動かすエネルギー源として糖が要求されているので、タンパク質だけ補ってもエネルギー不足をアミノ酸で補っている状態は続いています。
増やそうと思ってる筋肉を、原料を足した端から消費してるので効率が悪い、ということが想像できるかと思います。

ではどんな食事をすればいいの?という話になりますが、栄養士の先生のお話では、

タンパク質:野菜:炭水化物の比率が1:2:3となるのが良いとのことです。

その上で、食材を偏らせず、まんべんなく色んな食材をバランスよく食べることが大事だそうです。
これは食材ごとに摂れる栄養素が異なる為です。

例として挙げると、鶏ムネ肉はイミダゾールペプチドという疲れを取る物質が含まれますが、栄養素としては鉄分やビタミンB1・B2、ビタミンDが少ないです。
これに対し鯖やシャケでは鉄分やビタミンDを補えます。
豚肉ではビタミンB1・B2を補うことが出来ます。実は筋トレされている方がよく摂るプロテインの栄養成分は鶏ムネ肉と似通っており、足りない栄養素がやはりあるようです。

 食べる量は人によってまちまちで、運動をずっとされている方の場合は見た目にも多めになりますが、普段運動されない方が同じ量を摂れば太る可能性も大いに出てきます。
腹8分目を意識し、お腹が空いた時に食べたい分だけ食べるというのは避けましょう。時間を決めることが大事です。
運動習慣のある方は運動される前に少し糖質を摂って運動する為のエネルギーを補っておきましょう。
 どうしても食べられる量が少なく筋肉量の低下が心配という方や、血糖値を下げたい・正しく効率よくダイエットしたいという方は一度山陽堂薬局にご相談ください。


Copyright© SANYODO PHARMACY. All Rights Reserved.