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 思っていた通りに秋は突然やって来ました。
 台風18号は本州に体当たりして、日頃穏やかな地域を大暴れして行きました。
皆様のお近くでの被害はいかがですか。
 自然の力の強さに対して人間の何と非力な事か思い知らされますね。
 ここは落ち着いて瞑目し、夏の暑さで弱った生命力にカツを入れましょう。
『黄帝内経素問』では、「秋は志を安らかにして、あれもしなければならなかった。これもしらなければならなかったと、心の中に欲望を押し込めるようなことはせず。遂げ得なかった志を悔やむことなく、心をゆったりとさせよ」と云っています。
 ゆっくりと秋の夜長に読書でもしたいものです。が・・・・・、これから12月中旬にかけ、医学会では、毎週末各地で学会・研究会が開催されます。
 その為、営業日数が限られ、なかなか予約が入れられないご迷惑をお掛けしております。
 特に初めての方やご遠方からの方は、できるだけ早目にご予約Telを下さい。

 ご無沙汰しました。まるで火傷しそうな夏でしたが、皆様、お変わりありませんか?

 ここ東京・神楽坂は、路地、路地に風が流れて涼しかったのに、路地先に高層ビルが立ち並び、その風が止まった為に息も付けない熱さです。

 さて、晩夏から秋に向け、冷え予防をしましょう。
冷えの原因には大きく分けて3つあります。

:生まれた時、ご先祖様から頂いたエネルギー切れ、不足して生命力が弱っている為の冷え。
⇒ 腎(背中)と腎経(絡)の通る足首を保温。

脾胃:消化器が弱く、うまく穀氣を消化してエネルギーに変えるのがヘタだと冷える。
反対に胃腸が強いのを良い事に冷飲・冷食過多で流れがうまくいかず、熱を作れない為の冷え。
⇒温かいものを、よく噛み腹七分目に召し上がってみて。

ストレス:リフレッシュ不足、寝不足で貯血不足の為、肝が悲鳴を上げての冷え。
⇒温かい血液を全身に廻す漢方薬で改善する。
時々、思いっきり寝る。時々、思いっきり遊ぶ! ルンルン(^^♪
 

御無沙汰しています。
漢方三考塾は無事にすべりだしました。
先生は今、講義準備にメクジラを立てておりまして…(笑)
代わりに私、關根が更新させていただきます。

● 外因・内因・不内外因

 体の調子が悪い、病気になった、誰もが経験する事です。そんな時“なぜ、そうなったか?”と病因を探った事はありますか?

 漢方医術では、私達は大宇宙の中の小宇宙で、自然界の中で生かされていると考えます。自然界の摂理から私達は、風(ふう)・湿(しつ)・暑(しょ)・火(か)(熱(ねつ))・燥(そう)・寒(かん)という6つの氣候の変化(六氣)を受け季節を感じます。ところが、この六氣が激しく変化すると、風邪・湿邪・暑邪・火邪(熱邪)・燥邪・寒邪(六淫(ろくいん)・りくいんとも言います)となり、私達の体に悪影響を及ぼし、病の原因となるわけです。体の外からの原因なので外因と言います。
六淫は単独の場合もありますし、複数が組み合わさっての影響を受ける場合もあります。

 外から受ける病因が外因なら、内から受ける内因もあります。生きていれば様々な出来事があり、感情が生まれます。人それぞれの考え方・捉え方、体質なども内からの物です。
それらを怒(ど)・喜(き)・思(し)・憂(ゆう)・悲(ひ)・恐(きょう)・驚(きょう)の七つに分け、七情(しちじょう)と言います。
感情豊かなことは素敵です。でも、七情が激しすぎたり、いつまでも引きずったりすると、体に影響し病因になってしまいます。
いつまでも怒ってイライラしたり、感情に浸り憂い思い悩んでいたり、クヨクヨ悲しんでいたり、いつも何かに怯えていたり、何かにつけヘラヘラ喜ぶような心の状態も体には良くありません。

 外因でも内因でもない病因を、不内外因と言います。食べ過ぎ、飲み過ぎ、痩せたいからと栄養を無視した食生活など、自らが招く不摂生(バランスの過不足)、中毒や外傷・虫刺されなどの不意なアクシデント、人災、伝染病なども不内外因です。

 外因にも強く、むしろ心地良く受け止められるくらいの体、内因は穏やかに調え、コントロールができ、自らが氣をつけられる範囲の不内外因は招かず、健康で元氣でいられたら幸せですね。

 御無沙汰していました。
 東京では例年になく早く櫻が散りました。
 せっかく、私が生まれ変わる還暦の日を待たずに・・・・・。

 4月20日は謝恩会。 私を漢方家として一人前に育てて下さった師、寺師睦宗先生の 私塾を卒寿というご高齢の為、閉じられた事に対して御礼の会です。
 その準備の為、また、30年間の思い出記念誌を作るのに、走り回っていました。

 6月からは、毎月、第三日曜日(9月と1月はお休み予定) に 東京四谷で、「漢方三考塾」を旧塾生達で、継承して行く予定です。
 本格的に、漢方を基礎から(漢文で)読み、解釈して、臨床に役立てる勉強会です。
 
 三考とは、
   医経(黄帝内経 素問・霊枢)を学んで病理を考え
   経方(傷寒・金匱)を学んで方考を究め、
   本草(本草学)を学んで薬性を知る    こと、

 この3つが漢方修得の基本であるとのお考えから、漢方 三考塾と名命されました。
医経・経方・本草の古典を正しく解す為に、漢文の授業があるのも特徴です。

 入塾資格はただ2つ! 「やる氣と素直さ」です。
 本氣で漢方を学ぶやる氣のある方、ご連絡下さい。
 

 いつの間にやら、吹く風は冷たく、冬を迎えていました。ご機嫌いかがでいらっしゃいますか?
 我が薬局の平成24年は、受験勉強態勢でした。前半が長く、後半があっという間に感じられる年でした。
 前半は何しろ、6/10(日)の“漢方薬・生薬認定試験”に向け、私の記憶力減退との戦いでした。
 「何で今更、プロが受けなきゃいけないの?」というご意見も尤もながら、昨年一年間の座学通いで、最新の研究成果を知る事も出来ました。
 37年振りの試験を終え、ほっとしたい?のも束の間で、6月末の東洋医学会 京都では次なる宿題が西から飛び込んで来ました。
 日本漢方交流会、冬期合宿 1月13日 14日の10時間分、講義です。
 実は、初めで、最後の告白ですが・・・・、私は2013年4月10日に地球に生を受け、育てられて60回目の誕生日を迎えます。還暦は本卦返りと言われるように生まれ変わる年です。ですから今は本来、胎児の時代。(あぁ、それでチョクチョク食べ、よく眠っていたの?!) 大地に根を張り、十分に営養を吸収し、何かをまとめる時代です。
 今まで、教え、育てて下さった方々に感謝し、お返しするチャンスを与えられたのだと思いました。
 そして嬉しいご報告をもう1つ、事務手伝いで入社、在職8年目に成る關根さんが、合格率27.7%という難関を乗り越え、登録販売業試験の千葉県と東京都の両方に合格しました。漢方薬以外の薬の勉強を独学でよく頑張ったと感心しています。
 すでに漢方理論を、その方、その方の生活に活かしながらアドバイスさせて頂いておりますので、お悩みや不安の事等、何でも尋ねてみて下さい。

◎ 年末年始のお休みを、
  平成24年 12月 29日(土) ~ 平成25年 1月 6日(日)に頂き、
  1月15日(火)は臨時休業
とさせて頂きます。

◎ 保健同人社で絶版状態だった著書『カゼには即効漢方』が
  たにぐち書店から再販されました。
  今冬、カゼを引き込む前に是非お読み下さい。
 
 年末年始のご予約はどうぞご予定がつき次第お早めに!
おカゼ等召しませぬように、温かくして佳き年をお迎え下さいませ。
 
小池加能 拝  


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