漢方を知る

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和の香り

香の流れ

~香は、いつ何処からやってきたの?~

「日本書紀」によると、553年に香木が大阪の泉に漂着したのが初めとされて居ます。

595年に淡路島に流れ着いた話の方が有名ですが、これは、流れ着いた木を火にくべた処、 素晴しい香りが辺りに漂ったので朝廷に献上、聖徳太子(574-622)が、これは非常に良い 香木であると言われ、これで仏像を彫られたとの詳しい記事が残って居るからでしょう。

仏教と共に・・・

仏教が伝来したのは、552年とされて居るので、すでに太子もご存知だったことでしょう。

671年に天智天皇の葬儀が行われた時、大量の香木が焚かれたとの記録があります。


753年、中国から鑑真(ガンジン、688-763)和上が渡来、唐招提寺(トウショウダイジ)を開山されましたが、同時に、中国で行われていた仏教での正しい香の作法や、香の楽しみ方を伝えたとされて居ます。

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