桜祭り

３月２５日に近隣公園にてさくら祭りが開催される模様です。

“桜”にちなんで、漢方薬ではサクラ類の樹皮を乾燥させ
桜皮（オウヒ）という名の生薬があります。
鎮咳去痰薬のブロチンシロップは桜の皮のエキスが主成分です。

また、江戸時代の民間療法では、しゃっくり・下痢・急性胃炎・毒キノコやふぐ中毒・
熱病・おでき・痔・打撲傷・毒蛇や鼠に噛まれた時、
そして二日酔いにまで応用された記録が残っているそうです。
樹皮を煎じたり，黒焼きにしたり，内服にも外用にもしたようです。

現在では、日本独特の生薬の一つで、十味敗毒湯という漢方薬に含まれています。