掌蹠膿疱症・・ピントはずれの治療を?
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
既往歴:6年前に大腸癌の手術 1年半前に掌部に水疱が出きだした。市販薬をつけている内に蹠にも出だしので、皮膚科に受診して、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)と診断されて、ステロイドでの治療を開始する。 その後、知人に温熱治療のイトウテルミーをやっている方がいて、それも始めた。また1年前から、針治療しだした。 半年前、スマホを夜遅くまでした翌日から、急激に皮疹が悪化しだした。 患部は、手より足のほうが症状がひどく、皮膚が破れて、皮下組織まで傷になっている。当然水疱、皮膚角質が肥厚して固くなっえtきている。落屑がひどい。 高脂血薬のアトルバスタチン錠を服用中。 これに、シコン主剤のバニシングクリームを塗布して、ガーゼで毎日、保護してもらうようにした。内服薬は体調と肉芽形成増進作用のあるオウギが入っている補中益気湯と、皮下組織の血流改善を目的に桂枝茯苓丸を併用する。 また、就寝時間0時と遅いので、早く就寝していただく。また効果のでていないイトウテルミーは止めていただいた。 すると、2週間で変化が出始めた。4週間で、蹠部の傷はなくなった。続けること4ヶ月で、ほぼ皮膚は正常に復した。 |
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更新日: 2017/12/06 |
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