- 睡眠を十分にとる。布団などはよく干して清潔にする。
- 朝、昼、夜三食きちんと食べる。主食、副食をバランスよく、
偏食にならないように、季節にあった食物をとる。深酒をしない。 - 過労をさけ、労働と休息のバランスをとる。
- 適度な運動。陽光を十分にあびる。過度に汗を出しすぎない。
- 体を冷やさない。冷たい飲み物をとりすぎない。
- ストレスを溜め込まない。自分なりの解消法をみつける。
現代医学は細菌やウイルスを攻撃して病気を治すことに優れていますが、漢方では人体側の正気を高めることにより病気を防いだり、治したりすることに優れています。カゼやインフルエンザなどの感染症は、漢方では正気と邪気の戦いと考えて治療します。正気は人体の生命力や抵抗力、邪気は細菌やウイルスです。正気が強ければ邪気が人を犯すことはできません。カゼを引きやすい人は正気が弱っています。病気が回復するのも、この正気が回復し自然治癒力が高まるからで、インフルエンザの予防でもマスク、手洗い、うがいだけでは不完全で、私たちがだれでも持っているこの正気を高めておくことがもっと優れた予防になります。では正気を高めるにはどうしたらよいのでしょうか。最も大切なポイントは日常生活にあります。
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更新日: 2011/01/24 |