3カ月の御無沙汰でしたがお変わり御座いませんか?
この間、薬局の更新で管理薬剤師を鹿島絵里さんに委ねました。
この情報のように色々企画し若い力で漢方の普及に力を注いでくれそうです。どうぞ宜しくお願い致します。
さて、“梅雨バテ”とか新しいバテ方名を聞くと季節の移り変わりに敏感に養生をすると簡単にはバテない身体ができるのに・・・と残念です。
梅雨バテは湿気と気温差で身体が重怠くなることでしょうか? 太陽に当たる時間が少ないと気分的にも暗くなりそうです。梅雨の晴れ間には洗濯物を陽に干し、自らも日光浴をしましょう。
こってり脂っぽいお料理よりも豚しゃぶを胡麻だれで頂くとか、麦ご飯に山芋の摺り下ろし、しゃぶしゃぶを作った残りのスープは一度冷やして固形の脂を取り除き、人参、蕪、しめじ、木耳、緑豆春雨やもやしを入れたスープかお味噌汁にして召し上がってみて下さい。浮腫が気になる方はキュウリに自然塩を揉み込んで頂くと気持ち良くお小水が出て治ります。西瓜にも必ず自然塩を振りかけて召し上がれ!
咽が渇くからと、冷たい飲みモノは程々にして、清暑益氣湯を時々飲まれると夏バテや熱中症予防になります。
清暑益氣湯は元気のでないとき(脾(消化機能の)虚)に飲む補中益氣湯の夏バージョンです。汗が止まらず、咽が渇き、怠く、疲れが取れない、下痢や便秘で不便。尿は少なく濃い目。舌を見ると赤くて乾燥し、少し黄色い苔が着いているようなとき暑気払い漢方薬として利用出来ます。
夏休みにはゆっくり休みましょう。
小池かの拝