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蒸し暑い夏を迎え塩梅はいかがですか? 最近はあまり聞かなくなりましたが、「塩梅あんばい」とはお料理の塩からさと酸っぱさや程よく調和しているといった意味で、お天気や健康、また物事の具合、程合いに使います。

 今年は陽性の梅雨とはいえ梅雨時のジメジメ時は食中毒の季節でも有ります。湿邪は氣の巡りを悪くし、脾の運化(飲食より営養物質を吸収し必要なところに運ぶ働きと水分代謝の平衡を保つ働き)を妨げます。
 真夏の暑邪は、氣(生命エネルギー)を消耗し、汗や下痢などで津液(体に必要な水分)の不足をおこし精神までも乱します。
 体のだるさを感じたら、

① 冷たいものの食べ過ぎ、飲み過ぎ?
② 減塩し過ぎていないかな?
③ あっさり!簡単な食事ばかりで営養不足になっていないかな?

 夏野菜の胡瓜・とまと・とうもろこし・セロリ・茄子・枝豆・小豆・西瓜・パイナップルなどは体を自然に冷ますカリウムが多いので、塩(ナトリウム)で調和をとるため味噌味・塩味にします。
 主菜には豚シャブのごまドレッシング掛けや鶏肉手羽先のレモン煮や鰺の南蛮漬けに具沢山のお味噌汁。
 ご飯にはお麦や15穀米を加えるなどして、食べ過ぎないようにし胃腸を労りましょう。

 食中毒にも気をつけねばなりません。免疫力を落とさないために、自然塩で漬けた梅干しを利用するのも一案。
 口から入った食材は、まず良く噛んで、唾液で消毒し胃酸(pH2前後の塩酸)で消化、ほとんどの菌は胃酸で殺菌されます。胃酸こそ塩が原料です。汗や尿、涙の原料も塩です。夏には程よく塩を使って元氣に過ごしましょう。
小池加能拝


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