さて、秋の養生で大切なことは、肺の乾燥予防と10月21日~11月8日 立冬までの秋土用中に腎と脾胃の調和を取れるかです。
肺と胃は潤いを好む臓器です。この夏の発汗や冷房の中での生活で肺は干からび状態(
そこでお薦めの漢方薬は
似た漢方薬に麦門冬湯があります。ただし、熱っぽいときや舌苔が厚く、湿(食べ過ぎで消化不良物)の籠もった胃腸のときには「胃薬なのに胃がもたれる」ことになります。その点、肺と胃を潤す沙参麦門冬湯ならば安心です。
もっと簡単に潤いを求めるには梨のホットジュースを(和梨を摺り下ろし、ジョリジョリをお鍋で人肌以上に温めて)召し上がれ。
食材として黒木耳、緑豆春雨、大根。秋に旬を迎えるお米もよいですね。梅干し入りのおむすびと大根と黒木耳などでお味噌汁をポットに入れて、公園にでも出掛け、秋の氣を深呼吸し存分に味わい、来たる冬に備えましょう。
小池かの拝
『カゼには即効漢方』自分で選んで自分で治す
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神楽坂 漢方 有恒薬局 小池 加能 著
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株式会社 東京玄文社 ¥1,518(税込)
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書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能