最近良く目にする処方・・・・・
こむらがえりに病院で漢方もらっています。」と言うから見たら、
ツムラ68番 芍薬甘草湯 ・・・これ、あちこちの病院で。。。

それでいいいのか?そう思います
こむらがえり=ツムラ68番 芍薬甘草湯
とりあえずこれで!の如くな処方はいかがなものかと。

こむらがえりは、様々な原因から来ますし、 
安易な処方は賛成しません。
冷えがあって血流が悪い場合は、冷えを取って血流を良くする処方を選択するべきですし
慢性的な下痢があるなら、それに対応する処方をというように工夫が必要です。

また、芍薬甘草湯は頓服的な処方なのに、
漫然と長期投与されている。…これも問題。
長期投与する場合は、それなりの理由とモニターが必要です。

一方で、ツムラには申し訳ないけど、
ツムラは効かない、福田漢方のでないと」という人もありました。
同名処方でも違うんです、モノが。。。。煎じるのとエキス顆粒でも違うし、エキス剤もいろいろ。

合成薬品に比べて、安易に処方されることに危惧を感じます。
やはり、専門のところで相談してほしいですね。

漢方専門の病院もありますが、
専門で、効かしたい!というところは 保険のきかない自由診療が多いと感じます。
保険では、品質や処方に限界があるのです。
そう思っている専門家が多いのではないでしょうか。
ついでに漢方も出してくれるところでなく、
専門のところ、モチはモチや。です。

   

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