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 寒さが厳しくなるにつれて喉かぜを引く方が増えています。そんなかぜ症状の中でも猛威をふるうインフルエンザ。インフルエンザは世界各国で古くから大規模に流行した疾患です。有名な流行としては、1918年~20年のスペイン風邪、1946年~49年、1957年~58年のアジア風邪及び1968年の香港風邪、2002年の中国のSARS、2009年の豚由来の新型インフルエンザなどが挙げられます。
 インフルエンザはそのウイルスに感染することで発症しますが、ウイルスにもA、B、C、さらにA1、A2などいろいろな種類があります。予防接種はこの点を踏まえ、より流行する可能性の高いウイルスから作られます。けれど、これと型の異なるウイルスによる流行が起きた場合は、予防接種の効力は発揮されず、発症する可能性は高まってしまいます。またいったん感染すると免疫が構築されますが、その持続期間は短く、次の流行時には発揮されずに再び発症するというケースも見られます。
 このインフルエンザは漢方では「傷寒」と呼び、症状が強く進行の速い疾患の一つとされています。インフルエンザのような強力なウイルスに感染した場合、発病初期から体表だけでなく一気に身体の奥にまで侵入し、体表と体内の両方で悪さをする場合があります。このような場合、速やかに体表と体内の邪を追い払うために、葛根湯と小柴胡湯を合わせた処方(合方といいます)や、柴カ葛解肌湯のような症状の進展に合わせてフレキシブルに対応できるものが用いられます。


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