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ハーバル・ライフ

クラフト ~自然を生活に取り入れて、安らぎと癒しの時間を創造。~

リース

ハーブを使ってクラフト。プレゼントにも最適。

「リース」とは?

リース

玄関にかけるだけで手軽にクリスマスの雰囲気を味わえ、それを見た人も楽しめるクリスマスのリース。

リースを飾る習慣は、古代ギリシャ時代までさかのぼります。その時代、丸い輪は「永遠」のシンボルとして崇められていました。その習慣はキリスト教精神に受け継がれて、ヨーロッパに広がったと言われています。

リース

ドアにかけるリースは、先のとがった植物の葉や殺菌作用と抗菌作用のある葉で作り、魔よけのために建物などの入口に取り付けられたようです。また、松ぼっくり・麦の穂・リンゴなどを装飾に使い、豊作を祈ったとも言われています。

リースの丸い輪は「永遠」を意味し、人々が健康で平和な生活を願う気持ちを含んでいるのです。

それでは、クリスマスリースを作りましょう!

「リース」の作り方

リース」の作り方を紹介します。
所要時間の目安は約60分です。


用意するもの

  • リースの土台 1個

土台から作る場合は、

  • 木の枝・・・ローズマリー、月桂樹(ローレル)など。よくしなり輪になるものを選ぶ。
  • 蔓性のつる・・・クズ、ブドウ、アケビ、フジ、ハニーサックル、ホップ、モッコウバラ、キウイなど。比較的身近にある素材です。葉や実がついていてもお洒落です。
  • ハーブやスパイス

(今回使用したハーブは・・・)

  • ニンニク2ヶ、月桂樹(ローレル)3枝、しょうが5片、スターアニス5個、ローズマリー10本、シナモンスティック10本
  • リボン 2メートル
  • ボンド又はグルーガン
  • ワイヤー

作り方

作り方1

リース 作り方

土台を見て、どこをポイントにするかを決めます。

壁にかけた状態で見るとわかりやすいです。

作り方2

リース 作り方

今回は3点をポイントに飾りを付けます。

作り方3

リース 作り方

全体のバランスを見ながら、3箇所に目立つ色のハーブやスパイス、飾りを付けていきます。この時、形が決まってからボンドかグルーガンで止め付けます。

作り方4

リース 作り方

リボンやベルをつけて中心を決め、吊り下げた時のイメージをつけます。

作り方5

リース 作り方

3箇所のポイントの間を埋めるように、土台に残りの材料を飾り付けます。

作り方6

リース 作り方
▲できあがり

ワイヤー等を用いて、カベやドアにつけます。


コメント

最近はドライフラワー、ドライハーブや飾り用の商品も手軽に購入出来るので、それらをアレンジするとよいでしょう。

クリスマス用にリースを作るには、カラーに赤色、緑色、白色を含めて使うとよいでしょう。この3色はクリスマスカラーと言われています。

クリスマスカラー

  • 赤色の意味・・・
    イエス・キリストの血(十字架にかけられた時に流した血)
    赤い実(姫リンゴ、ナンテン、サルトリイバラなど)、リボン。
  • 緑色の意味・・・
    大地の恵み、植物の成長、恩恵
    常緑の葉(柊、ローレル、ローズマリーなど)
  • 白色の意味・・・
    純真、純潔、何事にもけがれのない心
    ベル、リボン、白いワイヤーなど

使われる土台の木の意味

柊は「魔よけ」
ローレルは「勝利」
一位と糸杉(サイプレス)は「永遠の命の象徴」
ジュニパーは「聖域」など。

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