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ハーバル・ライフ

ハーブを使ってクラフト。プレゼントにも最適。

ハーブの香りを封じ込め、長時間香りを楽しむ方法の一つにモイストポプリがあります。
ドライハーブを用いてもいいのですが、本来は半乾燥のハーブを使用します。あら塩の中でハーブを寝かすことで放漫な香りが育ちます。
大好きな容器に入れて飾ればお部屋のインテリアとしても楽しめますよ。

ポプリは大きく分けて2種類あります。

	植物の花　葉　根　樹皮
ドライポプリ	乾燥したものを混ぜ合わせます。香りを保つ為、保留剤を使うことがあります。
モイストポプリ	半乾燥したものをあら塩とまぜあわせ、瓶に入れて寝かす。

※香りが長く続くのはモイストポプリです。

「モイストポプリ」の作り方を紹介します。
所要時間の目安は約10分です。

ハーブを収穫します。2～3日ほど天日で乾燥させます。

ガラス容器にあら塩を入れます。

ハーブを続けて入れます。

あら塩とハーブを交互に入れて層にします。

ハーブを少し指で押しながら、しっかりと多めのハーブを使うと隙間にあら塩が流れ込まずにきれいな層ができます。

あら塩とハーブの層を作らずに最初に混ぜて瓶に詰めてもＯＫです。

蓋を開けて見せるモイストポプリの場合は、あら塩の上にハーブを置くと素敵です。ただ、お花が茶色く枯れてしまうなど、見た目が綺麗でなくなった場合は定期的にハーブをかえましょう。

お好みでエッセンシャルオイルを入れて頂くと、更に香りが豊かになります。

しっかり蓋をして10日～2週間ほど寝かせます。出来上がり！
香りを楽しむ時は、少し蓋を外すか、ラップに穴を開けてガラス容器にかぶせゴムで止めます。

しばらく楽しんだ後に雰囲気を変えるなら、お皿などにモイストポプリを置いて飾ると違った楽しみ方ができます。

お菓子の型を使って、しっかりとあら塩を押して形をとると、少し崩れても味のあるお洒落な雰囲気に。
また、きっちりとした形でなくても、何となくモイストポプリを置くだけでもＯＫです。

季節が夏なら、ブルーのハーブ（コーンフラワー、ラベンダーなど）や貝殻を飾って海のイメージはどうでしょうか？小物トレーに適量のモイストポプリをのせて。海の潮の香りがしそうです。

実りの秋には、オレンジ、マリーゴールドなど、かわいい黄色や茶色が映える優しい雰囲気に。お気に入りのフォトフレームにモイストポプリをたっぷりと。木の実も一緒に飾りましょう。

クリスマスシーズンには、シナモンやオレンジ、ローズをたっぷり使ったスパイシーで温かい香りのモイストポプリを。
クリスマスのお皿や布で演出。

季節感がない無機質な素材でも、どこか温かみのあるディスプレイに。形がしなやかなグラスにモイストポプリをたっぷり入れて。あえて特徴的な色を用いないことでどこに飾っても長く使えます。

手軽に作ることができ、長く香りを楽しむことができるモイストポプリ。玄関に。寝室に。リビングに。用途により香りをチョイスすれば、素敵なハーバルライフを送れますよ。