なかなかお子様を授からない方で不正出血があったり、生理がダラダラ続いたりする場合はありませんか？

そういった方は中医学でいうところの気虚にあたります。こういったかたはやる気の出ない状態が続き、消化器や免疫機能も弱りやすいため、疲れやすかったり、アレルギー症状が出たり、風邪をひきやすくなることあります。また食後に強い眠気に襲われることも多いです。

こういった方の食事は、まず気が不足しているので朝食を除くのはＮＧ。胃腸の消化、吸収を低下させる冷たいもの、生もの、脂っこいもののとりすぎにも注意が必要です。胃腸の働きを高めながら血のめぐりもよくする、麦、ひえ、あわなどの雑穀を白米に混ぜて食べてみましょう。良く噛んで食べると内臓が強くなり、元気を作れるようになりますよ。

日常生活においては忙しい日が続いたり睡眠不足があると「気」を消耗します。睡眠時間はたっぷりとりましょう。スタミナ不足なので休息時間をこまめにとり、できるなら昼食後に10～15分の昼寝を取り入れてみるとよいでしょう。激しい運動は逆に「気」を消耗させるので、ウォーキングやヨガなどゆっくりした運動を疲れない程度から始めましょう。