皆さんは「腎精」という言葉は聞かれたことはありますか?
「精」とは生命活動を維持するための基本物質で、親から受け継ぐ「先天の精」と、飲食や生活養生から得る「後天の精」があります。
先天の精は腎に蓄えられており、後天の精は「脾」「肺」から生まれます。つまり、生まれながらに「精」が不足している人でも、後の生活養生や飲食でリカバリーが可能なのです。
また、加齢による「腎精」の枯渇の速度も食事や生活養生で穏やかにすることができるのです。
腎がしっかりして精が十分にある人は、若々しく身体も元気。老化による不快な症状も現れにくく、更年期や老後も穏やかに過ごすことができます。一方、腎が弱く精が不足していると、更年期障害を始めとする老化の症状、不妊、冷え、免疫力の低下など様々な不調が起こりやすくなります。
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更新日: 2019/03/20 |