虚血再灌流障害というのは、卵が発育する140~150日ほどの間に、虚血状態にある臓器,組織に血液再灌流が起きた際に,その臓器・組織内の微小循環において種々の毒性物質(活性酸素など)の産生が惹起され引きおこされる障害で、血流が悪い状態から発生する活性酸素がDNAにダメージを与えているとしたら、元気な卵を守ることは可能です。
実際に50歳で自然妊娠され、出産されたお客様がいることからも、十分に試す価値はある方法と言えます。
虚血再灌流は瘀血とも絡んでいます。つまりできるだけ虚血再灌流を起こさないようにさせることで、染色体異常を防げることもあるのです。そのためには、鍼と併用しながら血流量を上げて安定させることです。さらに漢方で腎精や腎血を補います。
中医学の鍼と漢方を組み合わせることで、着床障害や流産、さらに卵の染色体のダメージを出来るだけ軽くしていきます。習慣性流産の方はもちろん、そうでない方もお腹の赤ちゃんの発育を促す為に週に1度の鍼を打つことをお勧めします。
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更新日: 2019/05/24 |