補腎法で使用される漢方薬としては動物性のものと植物性のものに分けられます。動物性の漢方薬は、ホルモン分泌に特に関わり、性腺の働きを高めます。
動物性・・・亀板(きばん)、鹿茸(ろくじょう)、紫河車(しかしゃ)など
植物性・・・女貞子(じょていし)、旱蓮草(かんれんそう)、枸杞子(くこし)、山薬(さんやく)、熟地黄(じゅくじおう)、淫羊藿(いんようかく)、莬絲子(としし)、巴戟天(はげきてん)、桂皮(けいひ)など
妊娠された方の誠心堂での補腎法併用率は下のグラフになります。
妊娠された方の内の7割が補腎法を併用されていました。補腎法は性ホルモンの分泌を高め、高度治療で乱れたホルモンバランスの回復や妊娠力を保つのにかかせません。
