今回は、子宮内膜症の方が妊娠した方の体験談です。
Q治療を始めるきっかけは?
もともと生理痛の症状が重かったこともあり、基礎体温は以前から測っていました。
基礎体温は2相になるどころか針山のようにガタガタで、生理周期にも乱れを感じていました。
そんなときにお店を通り、体質改善のために漢方を始めようと思いました。
以前も不眠で煎じ薬を飲んだこともあり効果は実感していたので、病院と併用して漢方を始めようと思いました。
Q治療を始めてどうでしたか?
やはり最初は漢方を苦くのみづらかったですが、1か月ほどで重かった生理痛が良くなり始め、そのまま
服用を続けるとガタガタだった基礎体温がしっかり2相に分かれてきたので、飲み続けることの意味を実感しました。
子宮内膜症もあるのですが、そのことも先生に相談して漢方を調整してもらいました。内膜症で3か月に1回病院に通っていましたが、
漢方服用後は経過が良く、半年に1回に減りました。
Q妊娠・出産と今のお気持ちを教えてください。
病院で聞けないこともここなら相談できましたし、先生がゆっくり話を聞いてくれるので安心感がすごく大きかったです。
妊娠したと分かったときは嬉しさよりも驚きの方が大きかったですね。
結婚して7年経っていたのもあり、子供を授かったという喜びは何物にも代えがたいものでした。
妊娠中のつわりもなく、この子は夜泣きも少ないので手もかからず、すごく助かっています。
・子宮内膜症は、子宮腔以外の場所で子宮内膜組織に似た組織が発生し、痛みや不妊などを引き起こす疾患です。
腹膜や卵巣、ダグラス窩(子宮と直腸の空間)に炎症が発生します。
子宮内膜症は、瘀血(血液が滞った状態)、痰湿(どろどろとした液体)と中医学では考え、それぞれ血の巡りを良くする活血法、余分な液体を取り除く化痰法を用います。その他、止血や気血相補を踏まえた周期調節法が有効です。
子宮内膜症をお持ちの方で妊娠を希望されている方で漢方にご興味のある方は是非一度ご相談下さい。
