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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

こんにちは。

先日、読売新聞(ヨミドクター)に大奥に出演していた小松みゆきさん(女優)の不妊治療の記事がでていたので読ませていただきました。

38歳で一般男性と結婚。それから不妊治療の末に2021年2月、49歳で女の子をご出産されました。

本格的に妊活を始められたのは、42歳からだそうです。

経過
1件目 産婦人科を受診。タイミング法で3か月。効果なし。
2件目 大病院の産婦人科 卵管の検査問題なし 人工授精(AIH)を3回。効果なし
3件目 不妊治療専門の病院 ご主人の精子検査→運動率や濃度に問題なし。高齢のため顕微授精。1年間に3回採卵し、4回の移植。
4件目 他の不妊治療専門の病院 ご主人の精子検査→頭の部分の欠損、しっぽの形など検査が詳細になる。精子に問題なし。採卵もよくとれており、胚盤胞まで培養。何度移植しても効果なし。4回着床したが、5週ほどで流産。

原因は、『年のせい』とのこと。
何か確率をあげる手立てはないか探しているうちに、自分でいろいろ調べ『着床前診断』を知ります。
着床前診断とは、流産を繰り返す場合、受精卵の染色体に問題がないかどうかを調べることができる検査のことです。

5件目 着床前診断を受けることができる医療機関 着床前診断で最後の4個の受精卵のうち可能性があるのは1個。
着床前診断が信頼できるのかどうか心配で、全部凍結保存。

45歳の時に、採卵して顕微授精してできた受精卵の中で、一番グレードが高いものを移植しても効果なし。
48歳の時に凍結保存していた卵を移植。
45歳→48歳の3年間は移植なし。
その間、子宮検査をうけた結果、大きなポリープがあり、子宮内膜炎もありました。
受精卵ではなく、母体にも問題があることが、10回以上も移植を繰り返した後で判明。
このことは、自ら何か問題がないかを考え、自費で受けた子宮鏡検査の結果でした。

一度ポリープをとり、内膜炎も治ったが、再発しもう一度治療。
その後最後の受精卵を移植した後に、妊娠しました。

今回の件で、注意しないといけないのは、
全てではないと思うのですが病院の不妊治療は妊娠がうまくいかない原因を探らずに次の治療にいこうとしたことです。
どうしてうまく妊娠ができないのか?
これを真剣にあらゆる角度から考えていくことが治療費や時間、体の負担を軽減する秘訣だと思います。

インターネットの時代ですので、すぐに調べたいものが検索できます。
その代わり情報が氾濫しすぎて何を信じていけばいいのか分からなくなるときがあります。
何が正しくて何が正しくないのかを見極めるのは困難な作業だと思いますが、
その中から少しでも信頼性のある情報を頼りに活動していくしか方法はないと思います。

一人でも多くの人が不妊治療を経て、お子様を授かって欲しいものです。
これからも不妊治療のことについて日々研鑽をし、患者様の力になれるよう努力をしていきたいと思います:D