こんにちは。
今回も、妊娠の前後に不足しがちな栄養素を補っていくことで妊娠に向けた健康な身体を作ることを趣旨に
話したいと思います。
ビタミンB(葉酸)と、タンパク質について取り上げていこうと思います。
ビタミンBは糖質、脂質、タンパク質からのエネルギー代謝過程に欠かせない補酵素として作用します。
とくにビタミンBの一種である葉酸は細胞が生まれ変わる際に必要なDNAの合成に作用します。
妊娠時(受精卵)ではDNAの合成が着床初期から活発におこなわれますので、着床前から葉酸が必要です。
これらは、鶏レバーやほうれん草などに多く含まれます。
〇推奨量 葉酸:240μg+400μg ビタミンB1:1.1mg ビタミンB2:1.2mg ビタミンB6:1.1mg ビタミンB12:2.4μg
タンパク質
タンパク質は身体の土台となる栄養素で、皮膚、筋肉、血管、内臓の他、ホルモンや酵素、免疫物質もタンパク質から作られます。また、様々な栄養素の運搬も行っています。
妊娠しやすい体質を作るための基礎の部分を担っていますので積極的に摂取していただきたい栄養素です。
これらは、肉類や豆類に多く含まれています。
〇摂取目安量 50g
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
以上です。
ご参照ください。
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更新日: 2022/03/08 |