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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

無排卵には、
生理が来ない無月経
毎月周期的に生理が来ているのに排卵のない「無排卵月経」
があります。

無排卵になりやすい症状は、
「高プロラクチン血症」
「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」
「黄体化非破裂卵胞症候群(LUF)」
「卵胞刺激ホルモンの分泌低下」
「早期卵巣不全」
「肥満」
「痩せすぎ(無理なダイエット)」
などが考えられます。

上記の一つ:卵胞刺激ホルモンの分泌低下はなぜ起こるのか。
このホルモンは脳の視床下部と下垂体が分泌します。
この部分は、ストレスの影響を強く受けてしまう場所なので、体が「危機」を感じると、月経周期が乱れたり止まったりします。

では、ストレスをうけるとなぜ影響をうけるのか?
脳は過度なストレスを受けることによって、ストレスホルモンと呼ばれているCRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)の分泌を促進します。
CRHは食欲抑制作用、睡眠抑制作用、GnRH分泌抑制作用を有します。
GnRHの分泌が抑制されるということは、FSHとLHが減少し、最終的にエストロゲン、プロゲステロンの産生が抑制され、月経不順に結びつきます。
女性ホルモンのFSH、LH、E2(エストロゲン)、プロゲステロン、またCRHによって分泌が促されているACTH(副腎皮質刺激ホルモン)血液検査で調べることで把握します。

甲状腺の機能が正常かどうかも重要です。下垂体から分泌されるTSH(甲状腺刺激ホルモン)を測定することでわかります。
甲状腺自身の働きが悪いとTRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)の分泌が多くなります。
このTRHが下垂体に働きかけるとTSH(甲状腺刺激ホルモン)が出ます。
TRHにはプロラクチンの分泌を促す作用があるため、プロラクチン値が高くなります。
プロラクチンが高くなると、脳の中枢に作用してGnRH以下の視床下部の働きを障害するという考えと卵巣自体に作用して、卵巣にある黄体機能を抑制するという考えがあり、無排卵の原因になります。

次回は、無排卵になったらどうすればいいのかについて話していきたいと思います。