どのくらいの人が不妊で悩んでいるの?
近年不妊でお悩みの方が増えています。不妊症とは自然にしていて、2年以上妊娠をしないことをいいます。結婚平均年齢は30歳、30~34歳の 34,5%が未婚です。結婚された夫婦の、5.5組に1組が不妊で悩んでいます(2015年調査)。
不妊治療をして、どのくらいの方が妊娠するの?
不妊治療をすれば妊娠する、というわけではありません。どのくらいの方が妊娠するかというと、35~40歳で 16%、40歳以上では 8%、となり、年齢が高くなるにつれ妊娠する確率は下がってきています。最近卵子の老化についての報道をよく耳にしますが、不妊の治療は早ければ早いほど確率が高まる、ということになります。体外受精による出世児は年々増え続け2018年は56979人、と過去最高となっています。
どうして妊娠できないの?
病院で不妊治療をしても妊娠ができない場合には、必ず何らかの理由があります。具体的には、精子の状態、頸管因子、卵子の状態、卵管の状態、子宮内環境、のいずれかが、妊娠に至る状況でないから、妊娠できないのです。不妊の原因はWHO(世界保健機構)によれば、約半数は男性に原因があるとされています。そのため、不妊のご相談には、ご夫婦お二人でご来店いただきたいと思います。
子宮内環境・精子の状態を整えましょう
妊娠とは、精子が卵子に受精した受精卵が、卵管内を移動して子宮内膜表面に着床すること、そして母体の胎盤から栄養酸素をもらって大きくなり、やがて出産に至るまでのことを言います。卵子の状態、精子の状態、子宮内膜環境を整えてあげれば、妊娠しやすくなるのです。
子宮筋腫や内膜症、多嚢胞性卵巣など、不妊につながる疾患がある方は、病院での治療や、漢方治療により、改善しましょう。
子宮内膜が堅くて薄くて冷えていれば、卵子は着床しないでしょう。子宮内膜が、ふかふかのベッドのように柔らかく暖かくて厚みがあり、十分な血液が流れていれば、卵子は着床しやすく、着床した赤ちゃんは居心地が良い環境ですくすく育っていくはずです。
月経周期、月経痛、月経量、帯下を整えましょう
月経周期、月経痛、月経量、帯下を整えてゆくことが、子宮内膜の環境を整えることにつながり、妊娠へとつながります。これこそがまさに、漢方の得意分野で、漢方治療によって、案外簡単に子宮内環境が整う方が多いのです。また、男性精子の数や運動量も、漢方的アプローチによる改善を目指します。谷薬舗でも、不妊治療を受ける前に、漢方薬でお身体を整えていたら自然妊娠した、という方をたくさん見てきました。病院での不妊治療を始める前に、一度ご自身の子宮内環境や精子を整える漢方治療をぜひ受けてみませんか!?
症状改善の目安
PMS,胸部の腫脹、イライラの緩和・・・14日
抑うつ感・片頭痛・・・30日前後
月経痛の消失・月経時のレバー状の塊の改善…生理周期にして2周期
手足の冷え、貧血症状…1か月
月経周期35日以上…個人差はあるが3~4周期
月経周期25日以内…5周期前後
妊娠まで1か月から2年
ツイート |
更新日: 2021/07/16 |