近年逆流性胃腸炎のご相談が多いのですが、
それもそのはず、10人に一人はその症状を持つようです。
長いこと病院に通って薬を飲んでも治らない、と言ってご来店される方の多くが、
漢方薬の服用で見事に改善していかれます。
病院では
胃酸の分泌を抑える薬がファーストチョイスとして処方されます。
ガスター、ザンタック、アシノンなどのH2ブロッカー
タケプロン、ネキシウム、パリエットなどのPPI(プロトンポンプインヒビター)
最近ではさらに強力に胃酸の分泌を抑える
PCABカリウムイオン競合型酸ブロッカータケキャプなど、
服用経験のある方も多いと思います。
でも、これら胃酸の分泌を抑える薬は、一時はすっきりするが、
なかなか完治とはいかないようです。
それで、漢方相談に来られる、というわけです。
ちょっと最近の症例を見てみますと、
■70代女性
毎年この季節になると胃の調子が悪くなるそうで、
漢方理論のもとにある漢方薬を10日分お出ししました。
そして10日後
すごく調子が良くなってきてうれしい、
今まで毎年この時期に具合が悪くなり、
あちこちで相談し、漢方薬を飲んだが、よくなるまでに長くかかった
こんなにすぐに良くなるなんて、びっくりです、とのことでした。
■60歳男性
逆流性食道炎で、あちこちの病院にかかっている。
胸やけ、吐き気がある。
胸のつかえがあり、食べ物を口へ入れると詰まってしまいうまく胃のほうへ降りていかない。
胃の調子が悪いせいか、貧血もあり、それも気になっている。
この方にも、漢方理論に沿ってある漢方薬を10日分お出ししました。
そして10日後、
先生、効果絶大でした!
薬を飲むと安堵します、まだ胸のつかえはありますが、軽くなりました!
とのことでした。
逆流性食道炎は漢方薬が良く効きます。
お悩みの方、ぜひ一度ご相談ください。
ツイート |
更新日: 2024/04/02 |