心の疲れがたまる
筋肉に 特に頚背部 くび・背中に異常をきたします。
 を検証しました。

今、現在店頭で不安感・緊張感・興奮・うつ状態・無気力・持続する不眠状態などを訴える方が多くなってきました。

精神的な負担心の疲れは肉体にも影響し、臓腑器官(心臓・肝臓など)はもちろん 筋肉にも異常となって現れます。
例えば
(肩こりや頚背部の重だるい感・首筋のコリ痛み、大胸筋の張り痛み・側頭部痛・頭痛・いつも歯をくいしばる状態から起こる顎関節症。ストレスがのどの閉塞感・狭窄感となって せきばらいをいつもしている)

全身に分布している筋肉は経絡(けいらく)の健全な循環によって滋養されています。
しかし精神的緊張や不平不満が気血の流れを阻害し、これが長く続くと緊張した筋肉にも硬結(こうけつ/炎症や充血でかたくなる)、痙れん、ひきつりなどが生じ、経筋病巣を形成するようになります。

経絡病巣は触診してみると 点状や線状の硬結、また時には一定の幅を持った立体的な硬結となって現れ圧痛を伴っています。

その部分の鈍痛・不快感・ユリ感が精神を不安定にさせ集中力を失い ゆうつ感、不眠、全身倦怠感を生じさせます⇒これが漢方名経筋病(けいきんびょう)です。
この筋性疲労を治すことによって、精神性疲労を治療することができます。

現代医学でも最近このような精神症状が筋肉に異常をきたす疾患に気付き、国際疼痛学会で2004年にその全体像が明らかにされ 厚生労働省は その原因の究明と治療方法を確立するため研究班を立ち上げました。
この病名はアメリカのリウマチ学会で正式には「線維筋痛症(せんいきんつううしょう)」と呼ばれています。

当店 イシダでは 日本線維筋痛症学会指定の医療機関として認定を受け、店頭で漢方薬・生薬・微量ミネラルの服用、統合的東洋医学的治療として 低周波置鍼療法(大阪医大方式)を行い、県内外から実績を積んできました。

痛みを軽減し コントロールすることで、QOL(生活の質)の向上につながります。つまり今までできなかった、やりたかった事が、徐々に“やっていこう”という意欲が湧き、表情が明るくなってきます。

単なる痛みと考えず心の疲れがある方は、先ず ご自分の症状をノートに書いてみて下さい。

ひざの痛み・股関節の痛み・頚背中の痛み・弾発指・顎関節症・骨折後の痛み・手術後のひきつり 異和感などで悩んでいる方は 当店頭でご相談下さい。

追伸
足がつる ピクピクして眠れない!!
東洋医学的には経筋病の症状で 肝の自律神経(交感神経)の高ぶりで発生します。またミネラルのマグネシウム不足でもなります。または隠れた疾患として脳こうそく・心筋梗塞の前駆症状の場合もあります。
ミネラル・ビタミンE剤・芍薬甘草湯も予防になりますが、根本的には 鍼灸治療をおすすめします。