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3月5日は二十四節気の啓蟄(けいちつ)です。
冬ごもりしていた生き物たちが目覚め、少しずつ地上に顔を出す頃です。
虫も動物も植物も、冬の間じっと寒さに耐えて耐えて蓄えた力で、ゆっくり目覚め、徐々に芽を出し始めます。

春の初めの養生ポイントは、動植物と同じように人間も「もぞもぞと動き出す、少しずつ芽(顔)を出す」でしょうか。

冬の間の養生は、閉蔵(へいぞう)即ち心身共に活発に動くことは避け、暖かくしてゆっくり過ごすことでしたが、それを経て、春のめざめと共に一気に活発に動き過ぎては、自然の流れに沿いませんね。
暖かくなり、急に血の巡りが活発になると身体にも負担がかかりそうです。季節の変わり目の体調不良を防ぐためにも、「季節の歩みと歩調を合わせて」心に留めながらいきましょう。
先ずは、今までよりも少しだけ早起きを心がけ、固まっていた身体を伸ばしてみましょう。ストレッチや散歩から始めてはいかがですか?

また、季節の変わり目といわれるこの不安定な時期は、冬の間に貯まった老廃物を徐々に流していきましょう。
春の目覚めの食材である山菜-たらの芽やフキノトウなど-は少し苦味はありますが、「春には苦味を盛れ」と言われるように、山菜の苦味が冬の間の老廃物や脂肪を流し出してくれます。他には菜の花やセリも苦味のある春の食材の代表選手ですね。
過ぎたるは毒ですが、少しだけ頂いて身体をスッキリさせ、来る春本番の5月病を防ぐ体づくりを意識しましょう。

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  


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