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ご無沙汰しています。
梅雨が明けて一気に暑さが盛んになりましたね。
京都市街は祇園祭一色ですが、とにかく蒸し暑い。
暑さも然ることながら、肌にまとわりつく湿気がこたえます。

さて、健康に関する相談を行っていますと、
「健康って何だろう」と、考えることがあります。

いずれの病院や薬局においても、
そこを頼ってみえる方は健康に何らかの不安を抱えています。
この不安の多くは、病気や症状によるものでしょうが、
ではその病気や症状を取り除けば、健康なのでしょうか。
またあらゆる病気や症状を果たして、都合よく取り除けるものでしょうか。

これは私の個人的な見解ですが、
「健康あらざる」には二通りあると思うのです。
一つは病気を抱えること
もう一つは健康の利きが悪いこと
漢方において言及される自然治癒力も、健康の利きの一つだと思うのです。
ですから、なかなかよくならない、快方に向かわないときには、
病気がそれだけ大きいと考える一方で、
治癒力(健康の利き)が悪いのではないか?
と原点回帰することも必要だと思うのです。

以上のような考え方を踏まえると
俗にいう「健康的」というのは、病気を解消するだけでは
半分しか到達されていないのではないでしょうか。
言い方を変えれば、難病を抱えていても、
健康の利きを良くすることに努めれば、それはそれで健康的だと思うのです。
そして病気を解消するということには、
始まりとか終わりとかそういうものがあるでしょうが、
健康の利きを良くする、健康を利かせるということには終わりなどありません。

だからこその健康を保つという考え方。
健康を保つ、長く続く健康とは、
健康の「大きさ」も然ることながら、健康の「利き」によって支えられるはずです。


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