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精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

桜が良い感じに咲き誇っているのに、あいにくの雨天。
散ってしまわないか、少し心配です・・・。

心身のサスペンションとしての役割を果たす肝。
その働きの中心にあるのは柔軟さです。
そして肝の「柔軟さ」を支えるのは、肝が貯蔵している血=肝血の流れです。

漢方では、柔軟な血流が肝の働きを支え、そして柔軟な心身を養っていくと考えます。
その一方で、柔軟さを失った血流は滞りやすい為、
之をお血と呼び、万病の元として問題視しています。
※お血とは? 今日の一言(3月8日より)リンク

ちなみに、精神的に高ぶりやすい人を血の気が多いと例えますが、
血の気が多いとは、(身体の一部に)血が異常に充満した状態を意味します。
柔軟と充満はいわば正反対ですから、血の気が多い状態に近づくほど、
肝の柔軟さは損なわれ、高ぶりやすくなります。

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ただし、身体のある部分で極端に血の気が多くなってしまうと、
別のある部分では逆に血の気が失せるという現象も起きてしまいます。
心から血の気が失せると、精神は安定を失いやすくなり
体から血の気が失せると、冷えやほてり、こり、痛みなど、
さまざま々な症状が現れるのもこの為です。

精神的に高ぶりやすいほど、精神的に落ちつきにくい。
生理前で下腹の子宮に血の気が多くなるほど、
上半身が火照りやすくなる、手足が冷えやすくなる、安眠しにくくなる。

そのような症状は、体のある部分で血の気が多くなり、
別のある部分では血の気が少なくなってしまうという、
血の気が乱れることで起こりやすくなります。
そういうときは文字通り、乱れた血の気を整えることが必要になります。
万事、気を整えるのは、五臓の肺がもっとも得意とするところです。


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